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京都伝統の「西陣織」が先端技術とコラボレーションして 究極の美を追求する「Ambient Weaving」

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オーストリアのリンツで開催されるアルスエレクトロニカは、芸術、先端技術、文化の祭典で、メディアアートのイベントとしては世界最大級の規模を誇る。9月7〜11日に開催されたアルスエレクトロニカ 2022のSTARTS(Innovation at the Nexus of Science, Technology, and the ARTS)部門にて、株式会社ZOZO NEXTが東京大学筧康明研究室、株式会社細尾とともに共同開発した「Ambient Weaving」がHonorary Mention(栄誉賞)を受賞。
ZOZO NEXTでこのプロジェクトを担当した中丸啓氏、東京大学筧康明研究室を率いる筧康明氏に続いて、株式会社 細尾の代表である細尾真孝氏に話を聞いた。
今回の受賞作である「Ambient Weaving」について、株式会社 細尾の視点での想いをお聞かせください。京都伝統の「西陣織」という伝統工芸との関係性についてはどうお考えでしょうか。
何事においても、細尾として何かに取り組む際に、西陣織の1200年の歴史のなかで、「なぜ今これをやるのか」という問いは自ずと生まれてきます。1000年前、500年前と変わらない「究極の美の追求」 「美とは何か」という本質的な問いに答え続ける。その中でさまざまな技術が生まれてきた。それを踏まえると、このような問いに答えることはある種の使命のようにも感じるんです。
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