エトヴォス(ETVOS)は、創業者の深刻な大人ニキビとアトピーの悩みがきっかけとなり誕生したブランドで、敏感肌でも心地よく使えるスキンケアとメイクアップ製品を展開している。敏感肌向け製品でありながら、化粧品としての機能性と魅力を併せ持つ製品ラインナップは、幅広い層からの支持を得ている。
今回は、創業以来変わることのない皮膚科学に基づく妥協のない製品開発や、海外展開にまで事業を拡大した成功の秘訣について、
株式会社エトヴォス PRの江利山さん、南さんに話を聞いた。
創業者の肌悩みがブランドの原点に
2007年に誕生したエトヴォス。代表の尾川ひふみさんの肌悩みから誕生したそうですね。
江利山はい。かつて代表の尾川は、深刻な大人ニキビに悩んでいました。もともとアトピーもあり敏感肌だったため、自分に合う化粧品が見つからなかったようです。自身で化粧品を手作りするなど試行錯誤するなか、尾川は20代のころに自分の備忘録のためにニキビ情報サイトを立ち上げます。
それが検索上位に入るようになり、2004年にはエトヴォスの前身ブランド『アクネラボ』をローンチ。「ニッチなマーケットかもしれないけれど、自分に合うものを作って、同じ悩みの人に届けば…」という思いで開発された『アクネラボ』ですが、口コミで話題になりました。