その代表作ともいわれる「REVERSE WEAVE®(リバースウィーブ®)」は、Championがキングオブスウェットと呼ばれるきっかけにもなったアイテムだ。今回はそのルーツに触れながら、この夏におすすめしたい半袖のREVERSE WEAVE®を紹介していきたい。
REVERSE WEAVE®のルーツを知ろう
まずは、REVERSE WEAVE®のルーツからお話ししていこう。Championは、100年以上前の1919年にアメリカ・ニューヨーク州ロチェスターで創業した。当初は、セーターやウール素材を用いた防寒用肌着の生産を主な事業としていた。1920年代に入ると、Championはウェントワース陸軍士官学校の生徒向けに、制服や競技用ユニフォームなどの製作を手がけるようになる。
REVERSE WEAVE®の歴史が始まるのは、1930年代のことだ。洗濯によるコットン生地の縮みを顧客から指摘されたことをきっかけに、それを軽減するためのアイディアとして、本来は縦方向に使われる生地を横方向に使用する製法が考案された。この製法を用いて1934年にREVERSE WEAVE®のファーストモデルが登場し、1938年には製法の特許を取得している。