デニムは重くて硬く、夏は合わせにくい。そんな常識を覆す新時代の一本が、
DENHAM(デンハム)の「テックデニムシリーズ」に搭載された「
カラーメッシュデニム」だ。
蒸し暑い日本の夏でも快適に穿けるうえ、デニムらしい風合いはしっかり残っている。この時期に穿けるデニムを探している人にこそ、試してほしいのだ。
革新的な生地の開発背景から、最新コレクションの詳細までを徹底解説する。
開発のイメージは意外と身近にあるものだった!?
DENHAMのテックデニムシリーズは、生地・デザイン・付属パーツの3つのテクニカル要素を融合させた「スリーテック」というコンセプトで構築されている。カイハラ社製のメッシュデニムを採用し、通気性と軽量性を担保している。まずは生地について掘り下げたい。
エアテックデニムコレクション。カラーステイと呼ばれる色落ちのしないシリーズ。 (左から時計 まわりに)エアルーズシャツ47,300円、エージェントパンツ58,300円、エージェントポロ41,800円、エージェントショーツD39,600円(すべて税込)この生地が生まれたのは2015年頃だという。当時、高い伸縮性や通気性に優れたアンダーウエアが話題を呼び、スポーツ選手やセレブらがこぞって愛用していた。
メッシュデニムの開発を行ったカイハラデニムでは、「そんなアンダーウエアのように快適な着心地をデニムに取り入れられないか」という発想のもと、営業チームが組織構造の分析を始めたことからスタートした。