2025.06.30MON
NEW 新コンテンツ追加
会員限定コンテンツが追加されました!
会員登録すると、特集記事の閲覧や限定イベントにご参加いただけます。
2025.06.30

初代「G-SHOCK」が現代の技術で完全復刻! 名品の進化の背景を探る

リンクをコピーしました
※音声読み上げ機能はAI生成のため、
読み間違いが発生する場合があります。
1983年に登場したG-SHOCKのオリジナルモデル、いわゆる「初号機」が、昨年末に現代の技術で復刻発売された。
なぜ今、「初号機」なのか。オリジナルと復刻版の違いを通じて、本モデルの魅力を解き明かす。

目指したのは、見た目の完全な再現

2024年12月に登場した初号機の復刻モデル「DW-5000R-1AJF」。限定ではなく通常版として販売されているが、人気が殺到しているため、現在も入手困難だ。33,000円(税込)
2024年12月に登場した初号機の復刻モデル「DW-5000R-1AJF」。限定ではなく通常版として販売されているが、人気が殺到しているため、現在も入手困難だ。33,000円(税込)
1983年、カシオが満を持して発売したG-SHOCKは、「落としても壊れない丈夫な時計」として、40年以上たった今も世界中で人気を誇っており、時計史にその名を刻む名品のひとつとなっている。
数々の派生モデルが誕生するなか、2024年末、誕生当時のオリジナル“初号機”「DW-5000C」が、現代技術を用いて「DW-5000R-1AJF」として復刻された。
左が、2024年末に復刻した「DW-5000R-1AJF」。右が、1983年に登場した初代のオリジナルモデル「DW-5000C」。初号機は社外持ち出し厳禁だという
左が、2024年末に復刻した「DW-5000R-1AJF」。右が、1983年に登場した初代のオリジナルモデル「DW-5000C」。初号機は社外持ち出し厳禁だという
写真左が復刻版の「DW-5000R-1AJF(以下5000R)」、写真右が初号機である
「DW-5000C(以下5000C)」なのだが、一瞥では見分けがつかないほど、意匠はほぼ同様に再現されている。
本作の復刻について、カシオ計算機株式会社で現在、商品企画の責任者を務める齊藤慎司さんに、詳しく話を聞いた。
デザイン形状は、ほぼ完全な復刻を実現した「5000R」。左下の20気圧の防水性を表示する「WATER RESIST 20BAR」という表示のみ、法律に従い変更することに。ほかに数箇所、表記上の変更がなされている
デザイン形状は、ほぼ完全な復刻を実現した「5000R」。左下の20気圧の防水性を表示する「WATER RESIST 20BAR」という表示のみ、法律に従い変更することに。ほかに数箇所、表記上の変更がなされている
「目指したのは、見た目の完全な再現です。現在、さまざまな派生モデルが誕生しているG-SHOCKですが、その原点となるモデルを現代の技術で再生することで、多くの人に、その価値を再認識していただきたかったというのが理由です。
この記事をシェアする
リンクをコピーしました
CONTACTお問い合わせフォーム
ご質問やご要望がございましたら、以下のフォームに詳細をご記入ください。
お問い合わせ項目必須