2017年に始まったプロジェクトから誕生した同シリーズは、特許登録の独自技術で肩への荷重を分散し、シンプルかつ上質なデザインで、人もシーンも問わない使いやすさを追求している。
今回は、「肩の負担を軽くする 撥水リュックサック」に込められたこだわりや改良のポイント、今後の展望などについて、
株式会社良品計画でリュックサックの企画に携わる三浦さんに話を聞いた。
肩紐のフィットがポイント:特許技術が生んだ快適な背負い心地
「肩の負担を軽くするリュックサック」は、2017年にスタートした「リュックの見直しプロジェクト」から誕生し、2018年には特許登録となった技術を使ったオリジナルのリュックサックだ。
「肩の負担を軽くする 撥水リュックサック」3,990円(税込)まずはどのような経緯で開発がスタートしたのか伺った。
「荷物をたくさん入れてリュックを背負うと、どうしても肩が痛くなりますよね。その負担をどうにか減らせないかという目的で、プロジェクトがスタートしました。
リュックサックを背負ったとき、従来のものは肩紐の内側に負荷が集中しやすいため、実際の荷重よりも重みを感じたり、肩紐が肩に食い込んで痛みが生じたりしていました。