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ふたりの“古着愛”を語り合う──乃木坂46 梅澤美波 × 遠藤さくらが惹かれるヴィンテージの世界

2025.10.29
ふたりが語るのは、ただの“おしゃれ”じゃない。
乃木坂46の梅澤美波と遠藤さくらが、古着の魅力に夢中になっている。YouTube『乃木坂配信中』の企画がきっかけで、一点もののTシャツやジャケットを手に取り、コーディネートを考える時間が最高のリフレッシュだという。
「古着って出会いだと思う」──二度と出会えないかもしれないワクワク感、そして服が辿ってきた物語に想像を巡らせる時間は、自分らしさを見つめる大切なひとときだ。ふたりが古着とどう向き合い、楽しんでいるのかをじっくり語ってもらった。

PROFILE

梅澤 美波(うめざわ みなみ)

1999年1月6日生まれ、神奈川県出身。

2016年9月、乃木坂46の3期生として合格。2023年2月には3代目乃木坂46キャプテンに就任。また雑誌『CLASSY.』の専属モデルとしても活躍。舞台「キングダム」(2023年)や「梨泰院クラス」(2025年)にも出演し個人としても活動の幅を広げている。

Instagram

PROFILE

遠藤 さくら(えんどう さくら)

2001年10月3日生まれ、愛知県出身。

2018年11月、応募総数4万8986人の坂道合同オーディションの中から乃木坂46の4期生として合格。24枚目シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」37枚目シングル「歩道橋」にてセンターに抜擢。また雑誌「non-no」の専属モデルとしても活動。次世代エースとして期待されているメンバーの一人である。

プライベートでも通うほど夢中に。ふたりが語る古着の魅力

公式YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』の高円寺やVCMでの特集では、抜群のセンスでヴィンテージを着こなしていた梅澤さんと遠藤さん。心から買い物を楽しむ姿が印象的だったが、そもそも古着に興味を持ったきっかけは何だったのだろうか。
「もともと古着に詳しかったわけではないんです。学生の頃、友達と下北沢に遊びに行って、お店を回りながら買い物をするのが好きで。当時は、手頃な価格でおしゃれを楽しめる“手軽さ”が魅力でした。
でも、大人になってからはその奥深さに気づいて。Tシャツ1枚の値段に驚くこともありますが、そこに刻まれた歴史や価値を知ると、すごくワクワクするんです。今ではプライベートでも、古着屋さんを覗くようになりました」(梅澤)
「私が古着を買い始めたのは上京してからです。名古屋にいた頃は、ファッションにあまり詳しくなくて。乃木坂46に加入してから興味を持つようになって、古着屋にも足を運ぶようになりました。古着ならではのデザインやプリントは本当に魅力的で、今では時間を見つけてはお店を回っています」(遠藤)
『乃木坂配信中』では、梅澤さんの「高円寺の古着屋を巡りたい!」という願いから企画が実現。「気を遣わないメンバーと行きたい」と、遠藤さんを誘ったという。初めて訪れた高円寺は、「おしゃれでこなれた人が多い」印象だったと語る。
「企画で訪れた『深緑』や『oo vintage』は、お世話になっているスタイリストさんも『あそこはセレクトがいいんだよ』と教えてくれたお店でした。ファッションのプロも知っているお店が多く、どこも洗練されていましたね」(梅澤)
公の企画だけでなく、プライベートでお気に入りのショップにはどうやって出会うのだろうか。
「SNSで調べたり、最近増えてきた雑誌の古着特集をチェックしたりすることが多いです。渋谷PARCOに入っているVCMさんにもよく行きますし、地方に行ったときも、時間があればお店を探しますね」(梅澤)
「私は逆に行きつけはなくて、その時々で偶然見つけたお店にふらっと入って、直感で可愛いと思ったものを買うことがほとんどです。だから、定期的に通うお店はあまりないんです(笑)」(遠藤)

VCMの熱気に触れ、さらに深まる古着愛。最近手に入れたお気に入りは?

この春、ふたりは初めてVCMのイベントにも参加。熱気に包まれた会場で買い物に没頭する姿は、アイドルの顔とはまた違う、真剣そのものだった。
「お店ごとに雰囲気が全然違うし、知識が深い店員さんと話すだけでも引き込まれました。ただ見るだけでなく、お店の方から知識をもらえるのも面白いですね。会場全体が“掘り出し物を見つけるぞ!”という熱気にあふれていて、すごく刺激を受けました。そこで買った、まるでおじいちゃんがかけていそうな“ザ・ヴィンテージ”な銀縁メガネは、今も愛用しています」(梅澤)
「VCMは本当にお祭りみたいで! 想像以上に広くて、1日ではとても回りきれないほどでした。可愛いアイテムがたくさんあって、目移りしっぱなしでしたね。私はディズニーが好きなのでキャラクターものを選んだり、ナイキのTシャツを選んだり。
昔から、みんながあまり選ばないような、ちょっと変わったデザインを手に取ることが多いみたいです(笑)。VCMで買ったTシャツもキャッチーなデザインがお気に入りで、よくデニムと合わせて着ています」(遠藤)
日々の買い物で少しずつ増えているヴィンテージアイテムの中から、特に思い入れのある一着をそれぞれ見せてくれた。
「このライダースジャケットは、渋谷のVCMで買いました。淡い色のデニムとセットアップ風に着たくて。ジッパーがもう使えないほど着込まれているのが逆に味になっていて、一目惚れでした。首元のデザインも珍しく、『ここでしか出会えない!』と即決。柔らかくて着やすいので、羽織っても一枚で着ても様になります」(梅澤)
「こちらも渋谷のVCMで去年の冬に購入したジャケットです。最近では珍しいデザインとシルエットで、手持ちの服にはないタイプだったのですぐに惹かれました。ボディパンツとの相性も良いだろうなと思い、これも一目惚れでしたね」(梅澤)
「体にフィットする完璧なサイズ感はもちろん、特に気に入っているのが独特の色味です。真っ黒ではなく、墨のようなグレーのようなニュアンスカラーで、光の加減で表情が変わります。さらに、ベロア素材の質感が角度によって柄のようにも見え、その可愛らしさに即決しました」(梅澤)
「このパンツは、『oo vintage』のオンラインショップで購入しました。店長さんがInstagramに着用写真を載せていて、身長がたぶん私と同じくらいなので、イメージしやすかったんです(笑)。かなりローライズなのですが、履いたときのシルエットが可愛くて、とても気に入っています」(梅澤)
続いて遠藤さんのアイテムも聞いていく。
「実はこのTシャツ、キッズサイズなんです! 都内の古着屋さんで、数百円で見つけた掘り出し物。小さいサイズなので肩のラインがしっかり出るのが逆に可愛いなと思って。トップスがタイトな分、ボトムスはだぼっとしたメンズのデニムを合わせることが多いですね」(遠藤)
「これは、名古屋に帰省したときに大須の古着屋で見つけたベストです。少し和のテイストが感じられるデザインに惹かれて、『可愛い!』という直感だけで買ってしまいました。
ただ、正直なところ合わせるのがすごく難しくて(笑)。最初は着こなしにかなり迷いました。でも、重ね着のインナーとしてちらっと見せたり、パーカーの上からボタンを開けて羽織ったり、試してみると意外といろいろな着方ができることに気づいて。新しいコーディネートに挑戦するきっかけになった一着です」(遠藤)

奥深いから面白い! 古着がもたらしたファッションの変化

ロケでも迷いなく買い物を楽しむ姿が印象的なふたり。互いの好みやスタイルを理解しているからこそ、一緒にいると買い物がさらに楽しくなるという。
「さく(遠藤さん)とは、好みが似ている部分も意外と違う部分もあって面白いです。ふたりとも背が高いので丈感の好みが近く、『これ似合いそう!』なんておすすめし合える。相手に似合う服が分かるので、一緒に買い物に行くとスムーズなんです」(梅澤)
「私は決めるのに時間がかかるタイプで……。YouTubeの撮影のときも、梅澤さんが『絶対似合うから!』って背中を押してくれて、思い切って買えました。一点ものだから迷っていると誰かに買われちゃうかも、と悩むことも多いので、梅澤さんは本当に頼れる存在です」(遠藤)
ヴィンテージの世界に触れたことで、ふたりのファッションにも新たな変化が生まれた。
「クローゼットの色のバリエーションが一気に豊かになりました。普段行くお店だとつい無難な色や形を選びがちですが、古着だとちょっと挑戦的なデザインも手に取れる。そういうアイテムが一つあるだけで、『これを合わせたら雰囲気が変わるかも』とコーディネートの選択肢が広がって、毎日がもっと楽しくなりました」(梅澤)
「私もファッションがすごくカラフルになりました。以前は黒や白、グレーばかり着ていた時期もあったんです。でも古着を買うようになってから珍しい色にも挑戦できるようになり、クローゼットがどんどん色鮮やかになって、見ているだけでも楽しいです」(遠藤)
ふたりのファッションへの好奇心は尽きない。次に挑戦したいスタイルも明確だ。
「VCMのヴィンテージデニムは、値段にも驚きましたけど(笑)、本当にオーラがすごくて。味のあるデニムをセットアップで着こなせたら絶対可愛いと思うので、いつか挑戦したいです」(梅澤)
「私は気づくとTシャツばかり選んでしまうので(笑)、次は違うアイテムにも挑戦したいです。梅澤さんに『ワイドパンツが似合うと思う』とアドバイスしてもらったので、今度はパンツをメインにお店を回る予定です。どんな一本に出会えるか、今からワクワクしています」(遠藤)
梅澤美波と遠藤さくらにとって、古着は単なる服ではなく、自分らしさを表現する冒険のようだ。互いにアイテムをすすめ合い、新たなスタイルに挑戦しながら、彼女たちのクローゼットは豊かに彩られていく。これからもヴィンテージの世界で新しい発見を重ね、自分だけのコーディネートを広げていくことだろう。

Photo by Akinori Kawanishi

Text by Tajimax

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