新商品が発売されるたびに、SNSを中心に話題になる
KATEのコスメティック。
ユーザーの求める声を体現したようなKATEのアイテムは、一度は使ったことがあるという人も多いだろう。
アイシャドウ、アイブロウ、リップ…と、私たちのメイク欲を刺激するKATEは平成からどのような変遷を辿ってきたのだろうか。そして、令和に入った現在では、どのように変化しているのだろうか。
今回は時代とともに歩んだKATEのコスメについて、
花王株式会社でKATEのPRを担当する若井さんに話を伺った。
平成の「フラッシュクラッシュ」から令和の「リップモンスター」まで…ヒット商品を生み続けるKATE
97年に誕生したKATEは、デビューから話題になったブランドだ。当時、ブラウン系メイクがトレンドだったなか、さまざまな色のブラウンリップを展開。まだ、イエベ・ブルベといった概念が世の中に浸透していない時代に、自分に似合うブラウンが見つかると若者の間で瞬く間に話題になった。
そして、コギャル時代に入りラメメイクがトレンドになると「フラッシュクラッシュ」を発表。当時はブルーのアイシャドウとラメが女子高生の トレンドメイクだったこともあり、ラメ・2色のアイシャドウが入った3色パレットは、一瞬で女子高生の心を鷲掴みにした。当時、百貨店ブランド以外で多色のアイシャドウが1つのパレットに入っているものはなかったこともあり、これも大ヒットの要因の一つになっていたという。