身体や美容に良いというイメージはあるものの、イソフラボンがどんなパワーを持つのか意外と知らないという人も多いのではないだろうか。
そこで長年イソフラボン研究を続け、2004年に
なめらか本舗の豆乳イソフラボンシリーズを発売した
常盤薬品工業の三津家優さんに、イソフラボンの効能やその商品について話を聞いた。
PROFILE|プロフィール
三津家 優(みつや ゆう)
常盤薬品工業
マーケティング総括部 商品企画グループ
イソフラボンの美肌の力とは?
大豆に含まれるポリフェノールの一種であるイソフラボンは、分子構造が似た女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を生じることが知られている。「エストロゲンは肌のハリや弾力に寄与するコラーゲンやエラスチンの生成を促進するほか、肌の潤い保持などを行います。ところが加齢やストレス、不規則な生活などでエストロゲンが減少すると、肌のハリが弱くなったり、乾燥を引き起こしたりしやすくなります」
そこで取り入れたいのがイソフラボンだ。豆乳などを飲んで身体の中から補充することももちろん大切だが、豆乳を飲むことは、身体全体への効果が期待できる一方で、成分が全身に行き渡ることで濃度が薄まるため、肌への効果は弱くなると言われている。
肌への効果を期待するのであれば、やはり化粧品で肌に直接塗布するのが効果的だと考えられる。