バックパックを背負ったままでも着用できる。風通しがいいから蒸れにくく、傘を差さなくていいから両手もフリーになる。マウンテン・ラバーにとって、ポンチョはじつに便利な雨具である。
その理由は実際に使ってみるとわかる。アウトドアシーンだけでなく、普段の通勤でも、音楽フェスでも、高いパフォーマンスを発揮するのだ。
モンベルの知る人ぞ知る名品。PR担当の宝迫さんとともに、その実力を探ろう。
PROFILE|プロフィール
宝迫 哲史(ほうさこ てつし)
株式会社モンベル広報部
店舗スタッフを務めたあと、広報部に異動。好きなアクティビティは登山とクライミング。休日は岩場でクライミングを楽しんでいる。
四角い布の中央に穴を開け、頭からかぶって着用する貫頭衣と呼ばれる衣服の一種だ。もともとは風や寒さをしのぐために、アルパカの毛などで作られた防寒具だったが、現代では雨用のアウトドアウエアとしても使われている。
「スムーズに着られる点が、ポンチョが登山者に愛され続ける理由だと思います。
上下がセパレートになった登山用のレインウエアは、防水性は高いものの着るのに手間がかかります。その点、ポンチョはバックパックを背負っ たまま、かぶるだけで着用できます」