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2024.10.04

fashion + bicycle「narifuri(ナリフリ)」のアイテムで自転車のあるライフスタイルを

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“fashion + bicycle” 自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させたファッションブランド「narifuri(ナリフリ)」。
自転車乗りの間ではすでに馴染みの深い人気ブランドだが、今回はブランドスタート時のお話から、自転車に乗るためのギミックや、自転車愛が詰まったアイテムの紹介、さらにはオリジナルバイクのお話まで、ヒットユニオン株式会社 narifuri PRの尾形将広さんにお話しいただいた。

自転車に適した服の必要性

「ブランドスタートは2007年で、創業者はニューヨークに暮らしていたルーツがあり(現在は退職)、アメリカ古着やミリタリーアパレル、そして移動手段として毎日使っていた自転車がキーワードになっています。
その時代はピストバイクのカルチャーがアメリカでも日本でも大きくなってきていたこともあり、帰国後にnarifuriを立ち上げたという経緯があります。
ブランドを立ち上げる前は、古着や、ミリタリーウエアを着てピストバイクに乗っていて、そこで“丈夫さ”、“速乾性”、長く着られる“耐久性”があるものが必要だと考え、fashion + bicycleというテーマを持ったアイテム作りに着手していきました」

1Fが自転車、2Fがクロージングストア

narifuriの特徴として店舗に独自のスタイルがある。自転車に乗るための洋服だけではなく、店舗の1Fは「charifuri(チャリフリ)」というカテゴリーで自転車販売、修理などを請け負ういわゆる“自転車屋”としての形態になっている。この店舗についても伺っておこう。
「現在、東京の渋谷区千駄ヶ谷にある店舗は2017年にできたものなのですが、2011年までは恵比寿に店舗がありまして、そのころから1Fは自転車のcharifuri、2Fが洋服のnarifuriというスタイルでやっています。
やはり店舗に自転車を乗り入れるというシチュエーションが多いので、このスタイルが一番好ましいと思います。現在名古屋にも店舗がありますが、同じ形態で運営しています」
narifuri TOKYO
narifuri TOKYO
narifuri NAGOYA
narifuri NAGOYA

自転車乗りに特化し、ブラッシュアップし続ける「CORE(コア)」というライン

narifuriのアイテムは自転車に乗るためのギミックを搭載し、ブラッシュアップさせながら定番展開する「CORE(コア)」というラインと、トレンドを取り入れながらシーズナシーズナルルに新作をリリースしていく「URBAN(アーバン)」、キャンプやアウトドアシーンを想定した「FIELD(フィールド)」と、アパレルは3つのラインに分かれている。そのなかから今回はCOREのアイテムを紹介してもらおう。
「定番的なアイテムのなかから『プルブレーカー』というアウターを紹介させていただきます。特徴的なのはフロントファスナーです。自転車に乗る際、前傾姿勢になるのでセンターにファスナーがあるとたわんでストレスになるというケースがあるかと思うのですが、それを軽減するためにフロントファスナーをサイドに2つ付けたデザインになっています。片側はフルジップ、反対側はハーフジップのプルオーバー仕様になっており、どちらでも着られるというアイテムです。
またファスナーを多く取り付けることで、自転車に乗っているときに風をたくさん取り込め、脇下に付いたファスナー開閉によるベンチレーションによって、風がぬけてアクティブライドに快適な仕様になっています。
素材は『GELANOTS(ゼラノッツ)』という防風・撥水・透湿性を備えた軽量リップストップを採用しています。このリップストップにもこだわりがあり、ミリタリーウエアの要素や自転車に乗るアウターとして、引き裂きにもある程度強い素材選びが必要と考えています。
他には、走行姿勢になったときの首元のおさまりの良さや、肩がつっぱらない袖のギミックや素材感など、すべてを自転車乗りのためにブラッシュアップしたnarifuriの顔として展開しているアイテムです」
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