カーボンプレートを搭載した厚底ランニングシューズは、もはやレーシングシューズの定番となった。メーカー間の開発競争が激化するなか、アシックスは2タイプのトップアスリート向けのランニングシューズを継続的に展開。 ストライド型のランナー(歩幅が広いタイプ)には「METASPEED SKY(メタスピードスカイ)」を、ピッチ型のランナー(歩幅が小さく回転数が多い)には「METASPEED EDGE(メタスピードエッジ)」を推奨してきた。
今年9月に東京で開催される世界陸上に向け、アシックスは「METASPEED」シリーズ最新作として、「METASPEED RAY(メタスピードレイ)」、「METASPEED SKY TOKYO(メタスピードスカイトウキョウ)」、「METASPEED EDGE TOKYO(メタスピードエッジトウキョウ)」という3モデルを発表。それぞれどのようなシューズなのだろうか。 約129g。驚異的な軽量性を実現した「メタスピードレイ」
今回新たに「METASPEED」シリーズのラインナップに加わった「メタスピードレイ」は、軽量性を追求したモデル。カーボンプレートを搭載した厚底ランニングシューズでありながら、片足の重量が約129g(27.0cm)という驚異的な軽さを実現している。