夏の足元を軽やかに彩るサンダルは、今やファッションに欠かせないアイテムだ。しかし、デザイン性だけでなく、日々の生活に寄り添う機能性も兼ね備えた一足はなかなかない。
そんななか、「
SUICOKE(スイコック)」のサンダルはファッション性と高い機能性を兼ね備え、夏の定番アイテムとして多様なフィールドで愛されている。
同ブランドのサンダルは、なぜ日常のファッションに溶け込み、アウトドアでも力を発揮するのか。その秘密を、スイコックのデザインチームに伺う。
独自・共同開発で、かつてない快適な歩行を実現
スイコックは、2006年にシューズブランドとしてその歴史をスタートした。ものづくりの根底にあるのは、「自分たちが欲しいもの」を作り上げるというシンプルな哲学だ。「ブランドが誕生した当時からトレンドはあまり意識せず、歴史あるプロダクトやベーシックなものをベースに、少しスパイスになる要素や機能を加えることを重視してきました。当時は機能性・ファッション性のどちらかを重視したサンダルが多く、その両方を兼ね備えているサンダルは珍しいものでした」
軽量性・屈曲性・衝撃吸収性・耐摩耗性・反発性に優れ、ファッションにもなじみやすいシンプルなデザイン。それがスイコックのサンダルの大きな強みだ。