日焼けが老化の主な原因と言われるようになり、日焼け止めを塗るだけでなく、帽子をかぶったり、アームカバーをしたりする人も多い。これからはそこにフェイスカバーを加えてみてはどうだろうか。
多くの芸能人やインフルエンサーを虜にしたフェイスカバーがある。それが
株式会社丸福繊維の「
ヤケーヌ」だ。顔の半分を覆い尽くすUVカットのマスクでありながら、息苦しさはまったくない設計になっており、スポーツ時にも着用できるという優れもの。
今回、「ヤケーヌ」の特殊な構造や驚異のUVカット率に注目し、開発に至った経緯を同社代表の村瀬さんに伺った。その始まりは、農業に従事する女性の労働環境の改善にあったようだ。
PROFILE|プロフィール

村瀬 智之(むらせ ともゆき)
1980年4月19日生
株式会社丸福繊維 代表取締役 (3代目)
2008年 株式会社丸福繊維 入社
2016年 株式会社丸福繊維 代表取締役就任
農業で働く女性のために
1952年に創業した株式会社丸福繊維。元々は農作業服メーカーとして専門的な衣料の製造を手掛けており、農家からも高い評価を受けていた。新たな事業を展開しようと考えていたとき、付き合いのある農家の声をすくい取って開発したのが「ヤケーヌ」だった。「夏場の炎天下で作業する際の暑さ対策を何かできないかという相談を受けました。特に農業に従事される女性も増えてきたことで、労働環境をより良いものにしたいという思いがあったようです。