年間を通して、紫外線対策は欠かせない。日焼け止めや日傘を愛用している人は多いが、目の保護についてはどうだろうか。
近年、紫外線が白内障のリスクを高めることが明らかになっている。とはいえ、サングラスを掛けたいものの、ビジネスシーンや屋内では使いづらいと感じている人も少なくないはずだ。
クリアレンズでどのように紫外線はカットできるのか。その仕組みを探るため、同社レンズ・サングラス・パッケージ事業部の田中圭さんにお話を伺った。
PROFILE|プロフィール

田中 圭(たなか けい)
株式会社インターメスティック
レンズ・サングラス・パッケージ事業部
紫外線から目を守るためには、サングラスの着用がマスト近年、美容意識の高まりから、紫外線対策グッズは夏の定番となっている。
日焼け止めをはじめ、日傘や帽子、UVカットの衣類など、毎年のように新機能を搭載した商品が登場している。この流れの中で、サングラスも重要なアイテムのひとつになってきている。
「肌に紫外線が当たると、シミやそばかすができるのは広く知られていますが、実は目にも影響があります。角膜の炎症や充血、さらには白内障を引き起こす可能性もあるのです」