

坂道古着。
乃木坂46 筒井あやめに聞く、直感で選ぶ古着と『自分らしさ』のまとい方
坂道グループのメンバーが、古着を通して自身のファッション観や個性を語る連載企画「坂道古着。」。今回話を聞かせてくれたのは、凛とした表情の中にも意志の強さを感じさせる、筒井あやめさん。
普段は柄のないシンプルなモノトーンを好むという彼女だが、もちろん古着ラバーであり、古着特有の汚れや袖の黒ずみなどのダメージさえも愛でるという意外な感性を持っている。
今回は筒井さんに私物の古着アイテムを持参いただき、どんなポイントに惹かれたのかを紹介してもらいつつ、服を選ぶ基準やファッションを通して表現する「自分らしさ」について明らかにする。
自分の「似合う」を直感で選ぶ
筒井さんが好きなファッションスタイルはどんなものですか?
私は結構シンプルなものが多くて、あまり色物を持っていません。黒とか白とか、柄もあまりないようなモノトーンコーデが多いです。でも、友達と遊びに行くときは少し気分を変えて、レース生地の薄いものを上から羽織ったり、重ね着してみたりもします。あまりガーリーすぎるものは着ないですが、ワンアイテムだけガーリーな要素を取り入れるようなスタイルは好きですね。
普段はどんな場所でお買い物することが多いですか?
最近はネットで買うことが多いです。あとは、ルミネなどのお洋服屋さんが集まっているところに行くこともありますね。このブランドは絶対に見に行くとか、特にここの服が好きだというのはあまりなくて、ふらふらっと行って気になったお店に入る感じです。ルミネだと「MAISON SPECIAL」はちょっと個性のあるお洋服があるので、そういうのが欲しいなと思うときは足を運びます。ネットで買うとサイズ感や質感が分かりにくいと思いますが、困ることはありませんか?
そうですね。でもあまりちゃんとチェックせずにパッと買っちゃうタイプなんですけど、今まで失敗したこともなくて、毎回直感でパッと買っちゃいます。服を選ぶときは、実店舗でも直感で選ぶタイプですか?
直感ですね。お店に入ってから出るまでがめちゃめちゃ早いです。パッと見て、「ないな」と思ったらすぐ出ちゃうので、あまりじっくり見ないです。
スタイリングの参考にしているものはありますか?
InstagramやPinterestで流れてくる可愛い服を見たり、夏コーデを検索してみたりしています。可愛いなと思ったら、その人のアカウントに飛んで着こなしを参考にすることもありますね。今年の夏に向けて、気になっているアイテムはありますか?
結構毎年、Tシャツにパンツみたいなシンプルなスタイルが多いので、今年は今まで着てこなかった黄色やグリーンなどの色物のアイテムが気になっています。ちょうどInstagramで見て可愛かったのが、黄色のノースリーブのニットにジーンズを合わせているコーディネートでした。グリーンのほうは、スニーカーやキャップなどの小物系で取り入れるのが可愛いなと思っています。ダメージや味も楽しむ古着の魅力
筒井さんが古着を買うようになったきっかけはどんな体験だったのでしょうか?
中高生くらいのときにSNSで古着ライクなファッションが流行っていて、それを見て可愛いなと思ったのがきっかけです。当時はダボッとした感じの服が可愛いなと思っていました。初めて古着屋さんに行ったのは下北沢だったと思います。Tシャツやパンツなどをゆるっと合わせるスタイルですね。普段のファッションの中で古着を取り入れることは多いですか?
はい、ありますね。古着には普通のお店で売っていないような、見たことのないデザインがあります。そういうものでビビッときたら買って、私服に取り入れています。全身古着でまとめるというより、ワンポイントで取り入れることが多いですね。
「似合うもの」と「好きなもの」の間で迷うことはありますか?
似合うものから選びます。デザインが可愛くても、丈やサイズ感が合わなそうだなと思ったら買いません。自分に当ててみて「似合いそうだな」と思うものしか買わないですね。古着ならではの面白さや、選ぶときにチェックしているポイントはありますか?
今日持ってきた赤のニットも袖のところが黒くなっていたりするんですけど、ちょっと汚れていたりだとか、そういうのも古着ならではだと思うので、私は全然気にならないタイプなんです。汚れなども含めて味として捉えられているんですね。
はい、そういうのも素敵だなと思います。一目惚れで選んだ私物古着たち
今日お持ちいただいた古着アイテムを紹介していただけますか?
まずこの赤のVネックニットは、代々木上原の「SWALLOW EQUIPMENTS」というお店で買いました。あまりこういう色を持っていなかったのでいいなと思ったのと、Vネックの抜け感がある感じが好きで選びました。
こちらはどうやって着こなしているんですか?
デニムと合わせて、シンプルに一枚で着ています。次のストライプ柄のニットも可愛いですね。これも同じお店のものですか?

はい、これも同じお店で買いました。全体的にも個性があって、襟の形も可愛いなと思って、一目惚れで即決しました。これはクリーム色っぽいパンツに合わせて着ています。
少しダボッとしたチノパンのようなアイテムと合いそうですね。こちらのポロシャツはスポーツウエアですが、どこで出会ったのですか?

たしか下北沢で見つけたものだと思います。あまりこういうポロシャツを持っていなかったのと、色も持っていないタイプだったのでチャレンジで買ってみました。これでディズニーに行ったときは、白いパンツを合わせました。
白いパンツにインして合わせるなど、着こなしの幅が広がりそうですね。足元はどんな靴を合わせるのですか?
冬はブーツを合わせますね。綺麗めでいきたかったらシュッとしたブーツを選んだりします。いっぱい歩くときはスニーカーを履くこともあります。ヒールやサンダルは普段履かないんですけど、今年の夏はサンダルを買いたいなと思っています。

古着の生地感などでこだわりはありますか?
古着のTシャツは生地の薄さがちょうどいいものが多くてありがたいです。ネットで洋服を買ったりすると、「意外と分厚いんだ」ということもあって、分厚いTシャツだと暑いし着膨れしちゃうので、古着特有の薄めのものがやっぱり好きですね。個性を引き出す服選びとこれからの展望
忙しい日々の中で、私服を選ぶ時間は筒井さんにとってどんな時間ですか?
楽しいですね。お仕事に行くときは着ていて楽なものを選びがちになっちゃうんですけど、お出かけするときで時間をかけて私服を選べるときは、着たことのないパターンのコーデが組めたりして、すごくうれしいですし、選んでいるときはとても楽しいです。
ステージ衣装などを多く着る経験を重ねて、私服への価値観は変化しましたか?
メンバーが私服で個性を出している方がたくさんいるのを見て、いいなと思うようになりました。それまでは「着られればいいや」という気持ちもあったんですけど、今はミーグリでファンの方と会うときやInstagramに載せる写真は、自分らしさが出せるような私服を選ぶようになりました。私自身の私服は、真似しやすくて、誰でも着られるような「ちょい綺麗め」なスタイルかなと思っています。メンバーの中で、古着が似合いそうだと感じる人はいますか?
林瑠奈ちゃんですね。見た目がかっこいいので、ボーイッシュな古着が絶対に似合うと思います。私服でも、結構彼女の個性が出ている服をたくさん着ているので、いろいろと着こなしてくれるだろうなと思います。お手本にしているような、おしゃれだなと思うメンバーはいますか?
田村真佑ちゃんです。真佑ちゃんは何を着てもまず似合う骨格をしていて、可愛い感じから大人っぽい感じまでなんでも似合っていて、アイテム一つ一つがおしゃれだなと思います。以前は真佑ちゃんに「それどこの?」と聞いて、同じものを買ったりもしていました。
今後ご自身が挑戦してみたい古着のジャンルはありますか?
夏に向けて、古着屋さんでしか見たことのないような総柄のTシャツを買いたいなと思っています。今まで全部が柄になっているような服は持っていないので、気になりますね。今後試してみたい古着を取り入れたスタイルはありますか?
20代中盤や後半になったら、大人っぽい綺麗系のファッションに古着を取り入れたスタイルをしてみたいです。今はまだ着たことがないような、素敵なお姉さんが着てそうな綺麗系のコーディネートに挑戦してみたいですね。
最後に、ファンの方が古着に挑戦してみるとしたら、どんな一着がおすすめですか?
色物のキャップです。古着屋さんは見たことのないキャップがたくさん売っているので、そういうのをかぶってミーグリに来ていただけたら、私も覚えやすくてうれしいです。ぜひ見つけてみてください。PROFILE

筒井 あやめ(つつい あやめ)
2004年6月8日生まれ。愛知県出身。2018年8月19日、坂道合同新規メンバー募集オーディションの中から乃木坂46の4期生として合格。24枚目のシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」ではシングル表題曲を歌唱する選抜メンバーに初めて選ばれ、1列目のポジションに抜擢される。2025年6月3日にはファースト写真集『感情の隙間』(光文社)を発売。また『bis』のレギュラーモデルとしても活躍中、次世代の乃木坂46を担うメンバーの一人として期待されている。
Photo by Akinori Kawanishi
Text by Yasuyuki Ushijima








