

街の人たちは今、どんなアイテムを選び、どう着こなしているのか。連載「街のリアル・服のリアル」第2回は、「アメカジの定番」をテーマに街頭リサーチを行った。
デニムやスウェットなど、時代を超えて親しまれてきたアメカジの定番。着心地やシルエットで選ぶ人、経年変化を楽しむ人、手入れをしながら長く使い続ける人。街の声から、今のアメカジを楽しむ人たちの選び方とこだわりを探る。
Q1 あなたにとって『アメカジの定番』といえば?
.jpg?w=672&fm=webp)
「アメカジの定番」はジーンズが最多!
幅広いスタイリングに取り入れられているジーンズだが、「アメカジの定番」というイメージも根強い。今回の調査では35%がジーンズを挙げ、最多となった。リーバイスなどのジーンズは、はき込むほどに色落ちや風合いが変わり、自分だけの一本へと育っていく。その過程を楽しめることも、アメカジにおけるジーンズの魅力だ。Q2 アメカジアイテムを選ぶとき、一番重視することは?
.jpg?w=672&fm=webp)
「デザイン」と「シルエット」がアメカジ選びの決め手に
「デザイン」と「シルエット」がほぼ同数となり、選ぶ際の大きな基準になっていることがわかった。オーバーサイズを好む声もあり、見た目だけでなく、ゆとりのある着心地を重視する人も。一方、「耐久性」を最優先に挙げた人は少なかったものの、スナップでは10年以上同じアイテムを愛用する人も見られた。Q3 長く愛用しているアメカジアイテムは?
%20(1).jpg?w=672&fm=webp)
長く愛用するのは、ジーンズやスウェットが中心
長く愛用しているアメカジアイテムでは、ジーンズが最多となり、スウェット/パーカが続いた。街頭では、10年以上着続けるスウェットや、30年以上大切にしているブーツについて語る人も。定番を長く使い、自分らしい風合いに育てていく楽しさがうかがえる。▼街でのリアルボイス

アメリカンスタイルの定番を、自分らしく着続ける
リーバイスのデニム、ウエスコやレッド・ウィングのブーツ。アメリカンスタイルの定番を愛用し、使い込むほどに味わいを増す「経年変化を楽しめるものを選ぶことが多いですね」と話す。この日の装いにも、そのこだわりが表れている。「今日着ているのは、フォーティ ナイナーズのセットアップデニム。おしゃれな表参道に来るのに、これなら間違いないだろうと選びました(笑)」


〈着用アイテム〉
Gジャン:フォーティ ナイナーズ
ジーンズ:フォーティ ナイナーズ
シューズ:ニューバランス
腕時計:タグ・ホイヤー
Gジャン:フォーティ ナイナーズ
ジーンズ:フォーティ ナイナーズ
シューズ:ニューバランス
腕時計:タグ・ホイヤー

定番だからこそ、シルエットにこだわる
若い頃から生デニムを買い、履き込んで育ててきたほどデニム好き。ドゥニームやフルカウント、リーバイスなど、愛用するブランドは多い。選ぶときはデザインだけでなく、着たときの形も重視する。「いくら見た目が良くても、試着は必ずして、自分に合うシルエットを選びます」と話す。この日のラルフ ローレンのコーデュロイショーツもお気に入り。「まだ暑さの残る秋でも涼しく着られて、季節感も出せるところが気に入っています」と話す。


〈着用アイテム〉
トップス:ロンハーマン
ボトムス:ラルフローレン
シューズ:ヴァンズ
帽子:ニューエラ
サングラス:カネコオプティカル
トップス:ロンハーマン
ボトムス:ラルフローレン
シューズ:ヴァンズ
帽子:ニューエラ
サングラス:カネコオプティカル
.jpg?w=672&fm=webp)
着心地で選び、シルエットで楽しむ!10年以上愛用するスウェットも!!
「アメカジの定番といえば、スウェットやパーカ」と語る彼。チャンピオンのスウェットは10年以上愛用しているという。服を選ぶときは、着心地に加えてシルエットも大切にする。「ちょっと大きめのシルエットが好き」と、この日もゆったりしたサイズ感でまとめた。「今季はラルフ ローレンでオーバーサイズのオックスフォードシャツも購入しました。着心地が良いのもアメカジの魅力です」


〈着用アイテム〉
トップス:ノーティカ×リーボック
ボトムス:H&M
シューズ:ホカ
バッグ:ヘリー ハンセン
帽子:フリークス ストア
アクセサリー:トムウッド
サングラス:ミスタージェントルマン
腕時計:ガーミン
トップス:ノーティカ×リーボック
ボトムス:H&M
シューズ:ホカ
バッグ:ヘリー ハンセン
帽子:フリークス ストア
アクセサリー:トムウッド
サングラス:ミスタージェントルマン
腕時計:ガーミン
.jpg?w=672&fm=webp)
「着て、育てる」ことが、アメカジの楽しさ
アメカジの定番といえばジーンズ。「リーバイスのデニムのように、着て、育てられる服が好きです」と語る。着るほどに表情が変わり、自分だけの一着になっていく。古着屋にも月に2回は足を運ぶ。「このシャツも90年代のGAPで、古着屋で見つけました」。古着をベースに、goro’sのフェザーモチーフのアクセサリーや、カルティエ、エルメスのジュエリーなど、異なるテイストのアクセサリーを組み合わせ、自分らしいスタイルに仕上げている。


〈着用アイテム〉
シャツ:GAP
Tシャツ:ユニクロ
ボトムス:古着
シューズ:ニューバランス
帽子:ティンバーランド
アクセサリー:goro’s、エルメス、カルティエ
腕時計:チューダー
シャツ:GAP
Tシャツ:ユニクロ
ボトムス:古着
シューズ:ニューバランス
帽子:ティンバーランド
アクセサリー:goro’s、エルメス、カルティエ
腕時計:チューダー
.jpg?w=672&fm=webp)
メンテナンスを重ねて、長く使えるものを
いたずら好きの愛犬に服を穴だらけにされることもあり、最近はタフなアイテムを選ぶようになったという。「元々は洋服も車も、メンテナンスをしながら長く使うのが好き。30年以上前に手に入れたレッドウィングのブーツは今も大事にしています」と語る。足元にはヴァンズの復刻モデルを、腕にはG-SHOCKの初号機の系譜を受け継ぐモデルを選んだ。


〈着用アイテム〉
Tシャツ:バンドTシャツ
デニム:ユニクロ
シューズ:ヴァンズ
腕時計:カシオ
Tシャツ:バンドTシャツ
デニム:ユニクロ
シューズ:ヴァンズ
腕時計:カシオ
何年もはき込んだジーンズ、10年以上着続けるスウェット、メンテナンスを重ねたブーツ。街の声から見えてきたのは、定番をそのまま着るのではなく、着心地やシルエットにこだわり、時間をかけて自分のものにしていく姿だった。長く受け継がれてきたアイテムを、自分なりの選び方や着こなしで楽しむ。そこに、今のアメカジのリアルがある。
Photo by Akinori Kawanishi
Movie by Hiroto Sawano
Director by Junnosuke Futo
Text by Junko Hayashida
Original Movie











.jpg?w=328&fm=webp)


