250年以上にわたる靴づくりの伝統を有し、長年「足の健康」を追求してきたドイツの老舗フットウエアブランドの
ビルケンシュトックが、新たに美容領域に踏み出した。長年培ってきた整形外科的知見と自然由来の成分を融合した、ケアライン「
ケアエッセンシャルズ」は、足元から全身を整える包括的なケア体験を提供する。
製品が生まれた背景やその特徴を、ビルケンシュトック コスメティクス ディレクターのクエンティン・オジェダさんに聞いた。
PROFILE|プロフィール
QUENTIN OJEDA(クエンティン・オジェダ)
ビルケン シュトック コスメティクス ディレクター
美容業界で12年以上の経験を持ち、『ケアエッセンシャルズ』の新製品開発や製品の処方、パッケージング、さらにコミュニケーション戦略の策定などにも関わる。
言うまでもなく、日々の活動を支える足の健康は非常に重要なものである。
「私たちの足は人生を支える大切な存在であるにも関わらず、日々のケアにおいて後回しにされがちです。ビルケンシュトックでは、足の健康と全身のウェルビーイングは繋がっていると考えています。フットケアは、身体の土台をケアすることでもあるのです」
実はビルケンシュトックは、1930年代にもフットケア製品を展開していた歴史がある。『ケアエッセンシャルズ』の誕生は、ブランドのDNAに根ざした自然な流れだったとオジェダさんは話す。
「私たちは“自然な歩行”をサポートするという理念のもと、整形外科的知見に基づいたフットウエアを開発してきました。このコレクションにより、足を起点としたケアが全身へと広がる、より包括的なアプローチが可能になりました」