“1人ひとりが持つ美しさを引き出す”をコンセプトに掲げている
IPSA(イプサ)は、幅広い世代の人から支持を得ている化粧品ブランドだ。
今回はイプサが長く愛されている理由を探るべく、同社でPRを担当する菅野さんに、ものづくりへのこだわりや取り組みについて話を伺った。
PROFILE|プロフィール
菅野 麻沙未(かんの まさみ)
2009年、株式会社イプサに入社。6年間店頭でのレシピスト(美容部員)経験を経て、2015年より本社へ異動。2015年から2020年まで商品企画を担当し、主にメーキャップ製品の企画・開発に従事する。
2020年8月よりPR担当へ。PR活動で大事にしていることは、ブランド理念にも通じる“個対応”。プレス1人ひとりに寄り添ったコミュニケーションを図り、関係性を構築している。
“イプサらしさ”を大切にしたものづくりを
まず、「イプサ」のあゆみを教えてください。
「イプサ」は、1987年に誕生した日本製のスキンケアブランドです。日本での販売がメインになっていますが、中国、香港、台湾、タイ、韓国、シンガポールなど、アジア圏にも出店しています。特に中国では、今や日本を上回る店舗数を展開しています。今回フォーカスしていただいた「ザ・タイムR アクア」は、中国の方にも人気がある化粧水です。
コロナ禍以前から、インバウンドの需要が高くなっています。今は工場のラインを増設したので潤沢に供給できているのですが、当時は1人当たりの購入個数に制限をかけないとい けないほどでした。
展開している製品のカテゴリーは、創業当時から変わっていません。スキンケアをメインとしたブランドとして誕生していますが、ベイスメイクやポイントメイクなどのアイテムも当時から展開しています。