男性もスキンケアをする時代になった。いまでは化粧水や乳液だけでなく、男性用メイクアップ商品まで登場している。ここまで広がりを見せると、少しは自分も取り入れたほうがいいのではと考え、いくつか商品を購入したことがある人も多いはずだ。
ところが、数日もすれば元の生活に戻り、スキンケアはどこへやら。なかなかモチベーションが保てないのも事実だろう。そこに待ったをかけるのが、
株式会社マンダムだ。
同社が展開する「印象肌研究」では、スキンケアの重要性を分析しながら、人に与える印象までを研究している。もしスキンケアをすることで、好印象を相手に与え、仕事にもつながるとしたら、ちょっと続けてみようと思うのではないだろうか。
今回、同社研究員の山口あゆみさんに、スキンケアが与える印象と実際の効果について伺った。
PROFILE|プロフィール
山口 あゆみ(やまぐち あゆみ)
株式会社マンダム 先端技術研究所 安全性機能性研究グループ 肌生理解析担当
スキンケアは印象を変えるのか
研究開発部門では、日々どのような研究をしていますか。
弊社の研究開発部門では、主に製剤開発と基礎研究をしています。私が所属する先端技術研究所では、基礎的な研究のほか、製品の安全性や防腐性の評価も行います。また、大阪大学大学院薬学研究科にある共同研究講座に常駐しているメンバーもおり、そこでは先端医療技術を応用した画期的な化粧品開発に向けた研究も行っています。