140年以上にわたり髪のプロフェッショナルとして研究を重ねてきた、ドイツ発のヘアケアブランド・
WELLA(ウエラ)。そのサロン向けブランドである『
ULTIME(アルタイム)』から、今年7月に新ライン『ULTIME REPAIR(アルタイム リペア )』が発売された。
使うとたちまちにダメージ髪がなめらかに扱いやすくなると人気を博している『アルタイム リペア』。今回はその開発背景や、アジアの研究開発拠点をシンガポールから日本に移した理由、移転後の変化について取材した。
PROFILE|プロフィール
エンジェル コウ(Angel Koh)
WELLA COMPANY GROUP
学術博士 研究開発本部 APAC R&Dディレクター
PROFILE|プロフィール
高杉 広政(たかすぎ ひろまさ)
WELLA COMPANY GROUP
研究開発本部 スタイリストネットワーク/グローバルテストサロン マネージャー
140年 の専門知識に基づく髪の補修要因分析
スキンケアに着想を得た、髪の集中補修ライン『アルタイム リペア』。開発背景にあった顧客ニーズや、ヘアケアのトレンドについて教えてください。
高杉近年、一般的に「髪が美しくなければ、肌も全体的な印象も美しく見えない」という考えが定着しています。そんななか、ウエラのデータでは約70%の女性がヘアカラーやパーマ、ドライヤーなどが原因で「自分の髪は傷んでいる」と感じていることがわかっており、ダメージ補修のニーズは高いと考えています。
ウエラ プロフェッショナルは、ヘアデザインを楽しむ人を増やしたい、ポジティブな変化を楽しんでほしいという思いで、「もっと強く、もっと美しく」というメッセージを掲げて『アルタイム リペア』を発売しました。