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2020.12.16

有名人の「分身」も実現、さらには人生1000年も可能に?バーチャルヒューマンの描く未来(前編)

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
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以前当メディアでも紹介したバーチャルインフルエンサーは、今や一般に浸透しつつある。先日話題となった、刃物メーカー貝印株式会社の「#剃るに自由を」の広告に起用されているのもバーチャルモデルのMEME、つまり実在しないバーチャルヒューマンだ。あるいは、実在の人物を象ったバーチャルヒューマンも存在している。今年ローンチされたホリエ・ロイド・タカフミ(以下、ホリエ・ロイド)もその一つの例で、彼はホリエモン、つまり堀江貴文のバーチャルヒューマンである。
上述のホリエ・ロイドや、当メディアでも紹介した男性のバーチャルインフルエンサー、リアム・ニクロを開発、運用しているのが株式会社1SEC(ワンセック)だ。彼らはいかにしてバーチャルヒューマン(注:バーチャルモデル、バーチャルインフルエンサーを含めた総称として本記事ではこの語を中心的に使用する)の開発を実現してきたのか?また、その戦略とビジョンはどのようなものなのか?そして、バーチャルヒューマンとは一体何なのか?今回は1SECのCEO宮地氏とCOO中村氏にお話を伺った。
左:CEO宮地氏/右:COO中村氏
左:CEO宮地氏/右:COO中村氏

1SECの事業設立背景とバーチャルヒューマンへの着目

まずは、1SECの設立背景を教えてください。

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