有機的なラインが織りなす柔らかさと強さを兼ね備えたデザインは、ミニマルながらも存在感がある。18金のファインジュエリーと、手の届きやすい価格帯のスターリングシルバーの2ラインを展開し、北欧各国の専門店で取り扱われている。
共同設立者のサラ・ハーランドとカミラ・ジョンセンは、自身のジュエリー同様、飾らず親しみやすく、芯の強い聡明な女性だ。2人は「トムウッド」で出会い、後に「ジョセフィーヌ ストゥディオ」を立ち上げた。
今回は、カミラ・ジョンセンさんにブランドの立ち上げからデザイン、制作過程まで詳しくお話を伺った。
PROFILE|プロフィール
左:カミラ・ジョンセン(Camilla Johnsen)
「ジョセフィーヌ ストゥディオ」共同設立者
BIノルウェービジネススクールで小売りとマネジメントを学び、ファッション業界でキャリアを積んできた。業界知識とビジネスの洞察力を駆使し、ブランドの成長を推進しながら、競争の激しいファッションおよびジュエリーマーケットをナビゲートしている。
(右:サラ・ハーランド)
トムウッドで出会った二人が紡ぐ、歴史とモダンの融合
二人の出会いと、「ジョセフィーヌ ストゥディオ」の立ち上げに至った経緯について教えてください。
ノルウェー発のジュエリーブランド「トムウッド」で働いていたときに出会い、個々の物語や個性を反映するタイムレスなジュエリーを作るという共通のビジョンを見出しました。退職後に再び結びつき、2022年10月に計画を開始、翌月には会社を設立し、2024年春に最初のコレクションをローンチしました。