ファッションアイテムの小物として、バッグや靴に並ぶものとして帽子がある。ところが、すべての人が日々のファッションに取り入れてるわけではない。帽子の跡が気になる人もいれば、セットした髪が崩れるのを懸念する人もいる。中には、そもそも帽子が似合わないという人もいるはずだ。
そういった人たちに待ったをかけるのが、100年以上続く帽子メーカーが新たに立ち上げたブランド「
O/EIGHTH(オーエイス)」。同ブランドは顔のかたちを4パターンに分け、それぞれに適したデザインの帽子を製作し、ファッションアイテムとしての帽子を広めようとしている。
今回、同ブランドのマネージャーである宮嵜利樹さんと、デザイナーの遅塚亜希子さんに、ブランドを立ち上げた狙いと「O/EIGHT」の帽子が誰にでも似合う秘密を伺った。
帽子が苦手な人に届いてほしい
ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
宮嵜弊社は、100年以上続く帽子メーカーです。社長が交代し、新たなターゲット層にアプローチする目的から、2022年に「O/EIGHTH」というブランドを立ち上げました。
これまでさまざまな帽子を扱ってきましたが、より多くの人に似合うファッションアイテムになるような帽子をデザインしています。