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2024.08.23

屋外広告を服に再生 「Paper Parade」とリガレッタのサステナビリティへの挑戦

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近年、企業が行うプロジェクトでは必須の条件となりつつある「サステナビリティ」への配慮。しかし、同時に自由なクリエイションにとっては障害となりうることも事実だ。表現と持続可能性はどのように共存し高めあえるのか。
そのユニークな回答として、街に掲示されている「広告物」を主な素材として使うファッションブランド「リガレッタ(Ligaretta)」を立ち上げたのが、大手町・丸の内・有楽町エリアの屋外広告を管理する大丸有エリアマネジメント協会「リガーレ(Ligare)」である。
「リガレッタ」プロジェクトを率いて、デザイン視点からサステナビリティ貢献を目指すデザインファーム「Paper Parade(ペーパーパレード)」を取材した。
PROFILE|プロフィール
守田 篤史(もりた あつし)
守田 篤史(もりた あつし)

株式会社ペーパーパレード Co-founder / Creative Director / Printing Director
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。「紙や印刷の新しい価値を生み出す」をテーマに、フィジカルの境界を横断しながら独自の世界観を創出するデザインを提案。下町の印刷・紙加工工場との協働を通じてプリンティング、プロセッシング技術の知見を深める。アートディレクターとプリンティングディレクターの2つの視点からの提案を得意とし、サーキュラーの観点からプロジェクトをプロデュース。国内外の受賞歴多数。

サステナビリティは創作の“ジャマ”なのか?

「リガレッタ」のバッグ。企業の広告物をアップサイクルしたオリジナル素材を使用
「リガレッタ」のバッグ。企業の広告物をアップサイクルしたオリジナル素材を使用
Paper Paradeの事業について教えてください。
「紙や印刷の可能性を探ること」を原点に、グラフィックデザイン・ブランディング・アートプロジェクトなどの領域で活動しています。特に近年はサステナビリティを意識した循環型のプロジェクトにも注力することが多くなりました。
本記事ではPaper Paradeの活動から、サステナビリティとクリエイティブがどのように共存・相乗するのかを考えたいと思います。
Paper Paradeのクリエイティブは、サステナビリティを特別なものではなくあたり前のこととして、デザインを提案しています。
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