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2024.07.12

いろいろな地域の魅力的なアイテムが手に入る! アジア最大級の越境ECサイト「Pinkoi」

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Pinkoi(ピンコイ)」は、デザイナーと消費者をつなぐプラットフォームとして台湾で誕生した。現在はアジア最大級の越境ECサイトにまで成長し、ショップ数は50,000店超え、会員数は全世界で680万人以上にものぼる。人口から単純計算をすると、台湾では“10人に1人が会員”と言われるほど、認知度が高いサービスだという。
「Pinkoi」のサイトを覗くと、世界中のデザイナーが趣向を凝らした商品がたくさんある。シンプルで洗練されたデザインのものもあれば、ポップでかわいいデザインのものもあり、見ているだけで心が弾む。
今回は、ピンコイ株式会社に勤める杉田さんに、「Pinkoi」で展開されている商品やサービスの特徴などについて伺った。
PROFILE|プロフィール
杉田 亜弥 (すぎた あや)
杉田 亜弥 (すぎた あや)

ピンコイ株式会社 SNS運用・広報担当

ここでしか手に入らない、デザイナーのオリジナル商品

まず、「Pinkoi」について教えてください。
「Pinkoi」は2011年に台湾でオープンした越境ECサイトで、台湾・香港・タイなどアジアを中心に展開しています。日本版サイトがオープンしたのは2014年。今年で11年目を迎えます。 
特に台湾での知名度が高く、台湾の人口から考えるとおよそ10人に1人が「Pinkoi」の会員になっている計算です。日本では、“まだまだこれから”というところです。
「Pinkoi」がスタートしたのは、弊社の代表取締役社長である顏君庭(ピーター・イェン)の「デザイナーをサポートするサービスを立ち上げたい」という思いからでした。シリコンバレーで働いていたときに、現地のハンドメイドのマーケットやデザイナーが運営しているショップに足を運ぶなかで、そのような思いを抱いたと聞いています。
出品しているデザイナーには、どのような方がいらっしゃいますか。
中小企業から大企業までさまざまで、個人で運営されている方もいらっしゃいます。地域としては、アジアで活動されている方が多く、中にはアメリカやヨーロッパで活動されている方もいます。
「Pinkoi」では、出店の際に必ず審査を行っています。また、『オリジナル商品』であること、もしくは『正規代理販売品』であることも出店の条件です。こうした取り組みが、「Pinkoi」ならではの商品展開につながっています。
アクセサリーやインテリア、グルメなど、幅広い商品カテゴリーが印象的です。特に人気のものはありますか?
日本市場で言いますと、よく売れているのは文房具カテゴリーのものです。“文房具”と聞くとボールペンやノートを思い浮かべる方が多いと思いますが、マスキングテープやステッカーが特に人気なんです。
デザイナーさんは日本に限らず、韓国や台湾などの方もいらっしゃるので、「Pinkoi」では他のサイトでは手に入らないようなかわいいアイテムをたくさん取り揃えられています。そういった背景もあり、お客様にはコラージュ好きな方がたくさんいらっしゃいます。
料理や陶芸などの体験型メニューが販売されているのも珍しいですよね。売れ行きはいいのでしょうか。
日本ではまだまだなんですが、台湾の方では人気のカテゴリーのひとつになっています。特に人気なのは、アクセサリー作りや吹きガラスの体験です。
弊社には台湾出身のスタッフが何人かいるのですが、「台湾で体験型メニューが人気なのは地域性もあるのではないか」と言っていました。台湾では、“カスタマイズできるプレゼント”を好む傾向があるようです。
日本では「海外の面白いものを手に入れるなら『Pinkoi』だよね」というイメージから、少しずつ体験型メニューも浸透しつつあるのかなと感じています。

言語の壁をなくす、万全のサポート体制

御社の考える「Pinkoi」の強みを教えてください。
強みは、先ほどお話しした“審査制で販売していること”と、“自動翻訳機能がついていること”です。
海外からの購入となると、言語の壁を気にされる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「Pinkoi」では商品紹介やレビュー、デザイナーとのやりとりは、すべて自動翻訳されます。1つの言語の登録or送信で、多言語に翻訳されるため、言語の壁をそこまで気にすることなくご利用いただけるはずです。
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