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Pinkoi(ピンコイ)」は、デザイナーと消費者をつなぐプラットフォームとして台湾で誕生した。現在はアジア最大級の越境ECサイトにまで成長し、ショップ数は50,000店超え、会員数は全世界で680万人以上にものぼる。人口から単純計算をすると、台湾では“10人に1人が会員”と言われるほど、認知度が高いサービスだという。
「Pinkoi」のサイトを覗くと、世界中のデザイナーが趣向を凝らした商品がたくさんある。シンプルで洗練されたデザインのものもあれば、ポップでかわいいデザインのものもあり、見ているだけで心が弾む。
今回は、ピンコイ株式会社に勤める杉田さんに、「Pinkoi」で展開されている商品やサービスの特徴などについて伺った。
ここでしか手に入らない、デザイナーのオリジナル商品
まず、「Pinkoi」について教えてください。
「Pinkoi」は2011年に台湾でオープンした越境ECサイトで、台湾・香港・タイなどアジアを中心に展開しています。日本版サイトがオープンしたのは2014年。今年で11年目を迎えます。 特に台湾での知名度が高く、台湾の人口から考えるとおよそ10人に1人が「Pinkoi」の会員になっている計算です。日本では、“まだまだこれから”というところです。