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2023.11.07

販売価格は8万円超え! 驚異の世界新記録を生んだ 、アディダス「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」が切り開く新時代

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1秒でも速く、ベストタイムを目指して走るランナーに向けて開発されているアディダスのアディゼロシリーズ。近年はトップモデルの「ADIZERO ADIOS PRO(アディゼロ アディオス プロ)」を着用したトップランナーが活躍し、存在感を高めている。
そんなアディゼロシリーズから、アディダス史上最軽量となる革新的なレーシングシューズ「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1(アディゼロ アディオス プロ エヴォ 1)」が登場。「ADIZERO ADIOS PRO 3」搭載技術をベースとしながら、約40%もの軽量化に成功したという。そもそも無駄のないトップレーシングシューズを、どうして大幅に軽量化することができたのだろうか。アディゼロ アディオス プロ エヴォ 1」に詰め込まれた革新的な技術に迫る。
その機能性の高さは、圧倒的な説得力で証明されてしまったといえるだろう。今年9月に開催されたベルリンマラソンで、エチオピアのティギスト・アセファ選手が2時間11分53秒で優勝。女子マラソンの世界記録を更新した。従来の記録を2分11秒も縮める驚異的なタイムだ。そして、そのアセファ選手の足元を支えたのが、「アディゼロ アディオス プロ エヴォ1」だったのだ。
9月のベルリンマラソンで世界記録を生んだシューズとなった
9月のベルリンマラソンで世界記録を生んだシューズとなった

細部まで徹底的に無駄を省き圧倒的な軽さを実現!

アディゼロ アディオス プロ エヴォ1」の重量は片足で約138g(27cm)。「アディゼロ アディオス プロ3」と比べておよそ40%軽い。他社のカーボンプレートを搭載した厚底レーシングシューズも200g弱程度であることからも、抜群に軽いことがわかる。
「軽量化を徹底的に追求し、あらゆる無駄を削ぎ落としたことで、究極にミニマライズされた厚底レーシングシューズが誕生しました」と、アディダス ジャパン株式会社 アディダス マーケティング事業本部 カテゴリープランニング シニアマネージャーの山口智久さんは言う。
 
ちなみに、アセファ選手が世界記録を更新したベルリンマラソンの前、シューズの発表時に「アディゼロ アディオス プロ エヴォ1は、私が今まで履いたレーシングシューズの中でもっとも軽量で、しかも履いて走っている感覚は、これまで感じたことがないほど、とても素晴らしい体験になりました。
このモデルを履いていると、レースそのものに全力を注ぐことができると感じられますし、それこそまさにアスリートが望むことです。私は、ベルリンでのタイトルを守る準備ができていますし、スタートラインに立つのが待ちきれません」とコメントしていたことからも、アスリートたちもその“軽さ”に驚いていたことがうかがえる。
10月に抽選販売されたアディゼロ アディオス プロ エヴォ1。82,500円
10月に抽選販売されたアディゼロ アディオス プロ エヴォ1。82,500円
アッパーは超軽量の極薄メッシュ素材。アスリートの声を聞きながら、ミニマルな設計になっているが、ヒールカウンターとスリングショットでしっかりと踵をホールド。履き口周辺とシュータンの一部にはクッションが搭載され、足に不必要なストレスがかからないように作られている。
「前足部に関しては、ほぼサポートパーツがありません。踵のホールドはパフォーマンスにおいてかなり重要になりますし、それを求めるアスリートの意見も多く、踵のホールドを保つ機能はしっかりと搭載し、それ以外の部分は極限まで削ぎ落としました」と山口さん。
ヒールカウンターとスリングショット(モデル名がプリントされたパーツ)で踵をしっかりとホールド
ヒールカウンターとスリングショット(モデル名がプリントされたパーツ)で踵をしっかりとホールド
シューレースの締め付けがストレスにならないようシュータンの一部にクッション材が入れられている
シューレースの締め付けがストレスにならないようシュータンの一部にクッション材が入れられている

ミッドソール、アウトソールも革新的

ミッドソールに採用されているのは、アディダスのレーシングシューズでお馴染みライトストライクプロ。しかし、耐久性よりも軽量性を優先し、仕上げの加工がほとんどされてないという。内部には、「アディゼロ アディオス プロ 3」に搭載されているものと同素材のENERGYRODS 2.0(フルレングス5本骨状カーボンバー)が搭載されている。
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