ゴールを守る最後の砦。サッカーにおいて手でボールを扱える唯一の存在であり、非常に特殊なポジションであるゴールキーパー。他のフィールドプレーヤーと比較すると、求められる資質、必要な能力もかなり異なるからこそ、道具に求める機能も個性的であるはずだ。
近年は、戦術の進化もあり、足元の高い技術も不可欠なゴールキーパーだが、トップレベルの選手たちは、スパイクやグローブに何を求めているのだろうか。INAC(アイナック)神戸レオネッサ所属で女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の山下杏也加選手と、浦和レッズ所属で男子サッカー元日本代表の西川周作選手の対談から探っていこう。