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2025.12.08

「空気を、まとう服」ゴールドウイン テック・ラボが描く“1枚で温度を操る”未来のウエア

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
読み間違いが発生する場合があります。
株式会社ゴールドウインの重要な研究開発施設である「GOLDWIN TECH LAB(ゴールドウイン テック・ラボ)」が、新たなテクノロジーを搭載した衣類を発表した。それが「UTMBプロトタイプ」というハーフジップのプルオーバーだ。
ダウンの代わりに空気の保温力を活用し、衣類の空気量を調整することで自在に温度調節ができるというもの。環境への配慮もさることながら、普段着からトレイル用途まで、たったの1枚でまかなえるという代物だ。
今回、同社の商品企画部 村井絢子さん、開発本部 テック・ラボ部長の研究者である平山壮一さんと木村航太さんに取材をし、なぜ「空気」に注目したのか。そして、このテクノロジーによってもたらされる衣服の未来はどのようなものかを語ってもらった。
PROFILE|プロフィール
平山 壮一(ひらやま そういち)

開発本部 テック・ラボ 部長  

PROFILE|プロフィール
木村 航太(きむら こうた)

開発本部 テック・ラボ

PROFILE|プロフィール
村井 絢子(むらい あやこ)

ゴールドウイン事業本部 パフォーマンス企画グループ エキスパート

1枚で体温調節ができる万能ウエア

ゴールドウインの本社がある富山県に、ゴールドウイン テック・ラボはある。そこでは日々、先進的な技術や品質保持力を高めた素材・製品が開発されている。これまでもアスリート向けのウエアを開発するなど、日本を代表する選手たちの活躍を支えてきた。
そのラボが新たな技術開発のカギとして「空気」に注目した。その背景には、登山で見られる衣類のレイヤリング(重ね着)があった。
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