“怪我ゼロ ”をコンセプトとして誕生した「ナイキ インフィニティ ラン」シリーズ。高いクッション性と、滑らかな重心移動が行える構造で、トップアスリートからビギナーまで多くのランナーに愛されている。最新作「ナイキ インフィニティ ラン 4」は、新素材のナイキ リアクトX フォームを搭載。ナイキ リアクトX フォームとはどのようなフォームなのか。そして新素材を採用したニューモデルはどのような履き心地に仕上げられているのだろうか。 シリーズのファーストモデルである「NIKE REACT INFINITY RUN(ナイキ リアクト インフィニティ ラン)」が発表されたのは、2019年(発売は2020年1月)。柔らかく、弾力性があり、軽くて耐久性も備えるという特長を持つナイキ リアクト フォームを採用しながら、トップレーシングシューズの開発で培った運動力学効率を生かすことで、優れたクッション性と安定性を備え、スムーズで自然な重心移動をサポートするシューズを実現した。
当時、第三者機関であるブリティッシュ コロンビア スポーツ 医学研究財団が226名のランナーに行なった研究では、「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」と、ナイキの従来型のモーション コントロール シュ ーズである「NIKE AIR ZOOM STRUCTURE 22(ナイキ エア ズーム ストラクチャー 22)」を比較したところ、前者では怪我(「怪我」の定義は、参加者の判断により、ランニング関連の痛みで、3日もしくはそれ以上連続してランニングができなかったことを指す)の発生率が52%減少したという結果が出ている。