株式会社ジーユーの「
ウォームパデッド」シリーズは、手頃な価格帯でありながら、高いデザイン性と機能性を両立し、冬の定番アウターとしてベストセラーとなっている。この商品の人気の秘密は、ユーザーの声に耳を傾け、素材からデザインに至るまでの継続的なアップデートにあった。
今回「ウォームパデッド」担当者への取材を通じ、前身となる「ヒートパデッド」から現在の「ウォームパデッド」への進化と、現行商品の素材の特徴、ブランドが目指す未来像に迫る。
「ダウンのような暖かさ」を求めて。独自素材の開発とあくなき改良
シンプルなデザインながら高機能「ウォームパデッドパーカ」(税込)4,990円大人気商品の「ウォームパデッド」シリーズの歴史は、2020年から始まった「ヒートパデッド」シリーズに遡る。その開発コンセプトは「ダウンのように暖かくて軽いアウター」という、ユーザーからも待ち望む声が大きかったものだ。
「シート綿よりも軽量で、ダウンのようにふわっと柔らかい独自の粒綿を開発し、さらにトレンドのデザインを手に取りやすい価格でご提供できるように試行錯誤しました」
こうした素材開発によって、高機能でデザイン性もありながら、より多くの人が日常的に楽しめる「中わたアウター」になった。とはいえ、同社の歩みは商品を販売して終わりではなかった。な んと「ヒートパデッド」の販売を開始して以来、ユーザーから寄せられる多様なニーズに応えるべく、素材やデザインの見直しを毎シーズン行っているというのだ。