ファッションとカルチャーを深く愛する人々を訪ねるスペシャルコンテンツ「愛着界隈」がスタート。いまやGUCCI×ドラえもんやLOEWE×ジブリがコラボレーションし、“ファッション×アニメ”は世界的トレンドとなっている。
その原点にして象徴的存在が『
AKIRA』(作:大友克洋)だ。1980年代に登場した「AKIRA Tシャツ」のなかには、1枚50万円超えの希少アイテムもある。その世界有数のコレクターのひとりでもある、衣装デザイナー/スタイリストの高橋毅さんを初回ゲストにお招きして、「AKIRA T界隈」の話を聞いた。
PROFILE|プロフィール
高橋 毅(たかはし つよし)
東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後、スタイリストに。代表作に「JOJO×資生堂」「米津玄師×PlayStationⓇ」(広告賞ACC・衣装賞)、「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」オープニングでのダンサーズの衣装などを担当。雑誌「GENIC」にて撮り下ろし作品を連載中。2010年より「AKIRA T」のコレクションを開始。
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『週刊ヤングマガジン』懸賞品 1990年ごろ TAG&BODY:atelier Morita(あとりえモリタ)「数えてはいないですが、たぶん200着以上」──。高橋さんが持参した「AKIRA T」が床を埋め尽くす。時価にして数百万円のコレクションは、どのようにして集められたのか。
「『AKIRA』は、1982年から1990 年まで『週刊ヤングマガジン』(講談社)でマンガ版が連載され、1988年にアニメ映画版が公開されています。その当時からTシャツやトレーナーなどの公式アイテムが作られていました。ほかにもライセンス取得したTシャツ、ブランドとのコラボT、作者の大友克洋先生の展示の記念Tシャツなどが存在します。僕はフリマアプリを中心に、古着屋で買ったり、時にはコレクター同士で交換したりして手に入れています」
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