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“服を土に還す”サステナブルなウェアブランド「aloof home」の循環プロジェクト

2022.12.22
地球規模で行われているファッションアイテムの大量生産。着られることがなくなって廃棄される衣服が環境汚染を引き起こす中、ファッション業界には地球環境の改善に取り組む動きが求められている。
 
そのなかで、海洋汚染の原因となる合成繊維を使用せず、和紙/コットン/シルクなど全て天然繊維の素材を採用し、サステナブルを意識したホームウェアを展開しているブランドが「aloof home」だ。
 
さらに、同ブランドの商品は、すべて土に還ることが可能だという。それは一体どのような仕組みになっているのだろうか。そこで今回、同ブランドを展開するクレサヴァ株式会社 代表取締役社長の園部皓志さんに、その詳細や今後の展開について伺った。

着なくなった服が土に還るaloof home

同ブランドは、天然素材を用いたホームウェアを展開しているが、特に和紙を素材にした衣類が多い。そこにはどんな理由があるのだろうか。
 
「日本として世界に代表する素材といえば和紙だと考えました。和紙は最初に登録されている技法なんですよね。日本の文化を継承することで衣類をつくることに意味があると思いました。土壌に還すのに和紙の成分は自然由来のものが多いので非常に向いているんです。
 
和紙はもちろん、天然素材を使用したaloof homeの商品はすべて土に還ります。私たちが回収し、破砕、粉砕したものを発酵させ、ペレット(土壌改良材)にします。そのペレットは土壌活性剤として機能するので、土の微生物を増やす役割を担い、そこで育つ野菜を美味しくするんです」
 
つまり、「服から服へ」ではなく、「服から食へ」の循環を行うことが大きな特徴だが、いったいどんな経緯があってそこへ行き着いたのか、理由が気になるところだ。続けて園部さんに伺った。
 
「服から糸やエコバッグを作り出すことは、ゴミを増やしているのと変わらないと私たちは考えています。ゴミを減らすことが重要で、ファッション業界の中だけで循環させるよりも、違う産業に意識を向けなければいけないのです。そのとき、天然素材であれば土に還すこともできますよね」

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