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2024.07.09

アディダス ランニングの新定番へ 「ADIZERO SL 2」はどう進化したのか

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1秒でも速く、ベストタイムを目指して走るランナーに向けて開発されているアディダスのアディゼロシリーズ。2005年に登場して以来、アスリートの声に寄り添いながら、アディダスが持つテクノロジーを駆使し、革新を積み重ねてきた。
アディダス史上最軽量となる革新的なレーシングシューズ「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1(アディゼロ アディオス プロ エヴォ1)」を着用したティギスト・アセファ選手が、昨年のベルリンマラソンで、従来の記録を2分以上も縮め、2時間11分53秒という女子マラソンの世界新記録を樹立したのも記憶に新しいところ。
エリートランナーのトレーニングシューズとして愛用されてきた「ADIZERO SL(アディゼロ エスエル)」は、2022年末にフルモデルチェンジ。幅広いレベルのランナーが、それぞれの用途に合わせて活用できる、ベーシックモデルへと進化を遂げた。1年半ぶりのアップデートとなった今作「アディゼロ エスエル 2」は、どんなシューズなのだろうか。
日々のジョグに適した機能を備えた「アディゼロ エスエル 2」。14,300円(税込)
日々のジョグに適した機能を備えた「アディゼロ エスエル 2」。14,300円(税込)

ミッドソールにフルレングスでライトストライク プロを搭載

「シューズのエンジン部分となるミッドソールには、アディゼロ アディオス プロ エヴォ1にも採用しているライトストライク プロを搭載しています。前作では前足部だけに搭載していましたが、アディゼロ エスエル 2にはフルレングスで搭載しています。
反発性、軽量性、クッション性に優れたライトストライク プロをフルレングスで搭載し、安定性に優れたライトストライク 2.0で挟み込むことで、安定した着地と前方へのスムーズな重心移動をサポートします」とアディダス ジャパンの小林雅弥さん。
また、スタックハイト(ソールの厚さ)は、前足部が26mmで踵部が36mm。前作から前足部が1.5mm、踵部が3mm厚くなっている。これらのアップデートにより、前作からクッション性が10%、反発性が5%向上したという。
 「ミッドソールはライトストライク プロをライトストライク 2.0で挟んだ構造ですが、上層のライトストライク 2.0は中央部がくり抜いてあるため、ランナーはライトストライク プロの柔らかさと反発力をダイレクトに感じることができます。また、前作では8.5mmだったドロップ(前足部と踵部の高低差)が10mmになったことで、より前方へ足を運びやすくなっています」
ミッドソールはライトストライク プロをライトストライク 2.0で挟んだ構造(白い部分がライトストライク 2.0)
ミッドソールはライトストライク プロをライトストライク 2.0で挟んだ構造(白い部分がライトストライク 2.0)

アッパー、アウトソールもアップデート

シューズの重量は232g(27cm)。ソールの厚さが増しているにも関わらず、前作よりも8g軽くなっている。この要因となっているのは、ライトストライク プロの軽量性と、アッパー素材の変更だ。
「アッパーには、必要なサポートを必要な部位に施せるエンジニアード モノメッシュを採用しています。前作では、ライトウエイト サンドイッチ メッシュという2重構造で柔らかな足あたりの良い素材を採用していましたが、エンジニアード モノメッシュに変更したことで、通気性、サポート性がともに向上し、足に吸い付くようなフィット感を実現しています」
アウトソールには耐摩耗性に優れ、トラクション性能も高いアディウェア ラバーを採用している。長い距離をともにすることになるジョグシューズだけに、アウトソールの耐久性の高さは魅力。安心して走り込むことができる。
また、高いトラクション性能は安定した足運びをサポートしてくれるだけでなく、スリップによるエネルギーロスを抑えてくれる。もちろん雨の日の安心感も高い。
足首周辺のクッションパッドは、ソフトさを維持しながらも簡略化されている。結果、踵部のホールド力が高まりブレを抑制。走行時の足とシューズの一体感が増している。
アッパーにはエンジニアード モノメッシュを採用。通気性、サポート性が向上した
アッパーにはエンジニアード モノメッシュを採用。通気性、サポート性が向上した
耐摩耗性とトラクション性能に優れたアウトソール
耐摩耗性とトラクション性能に優れたアウトソール
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