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2024.03.01

ワークマンの防水シューズが他のブランドの追随を許さない理由

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新製品を発表するたびに大きな話題となる、ワークマン。Fashion Tech Newsではこれまで、「リペアテック洗えるフュージョンダウンフーディー」と「イージスフュージョンダウンジャケット」のふたつの大ヒット製品の開発秘話を、開発担当者にインタビューしてきた。
第3回となる今回、スポットを当てたのは、防水シューズ。株式会社ワークマン製品開発第5部チーフバイヤーの吉田悟さんに、ワークマン公式アンバサダーであり、多数の共同開発製品を世に送り出してきた山田耕史がお話を伺った。

ワークマンの防水シューズが驚きの低価格である理由

山田耕史(以下、山田)現在多数の製品が展開されているワークマンのPBのシューズは、いつ頃から作られるようになったのですか?
吉田悟(以下、吉田)PBとして本格的に展開が始まったのは、2017年に発売された「アスレシューズ」からです。
「アスレシューズ」の後継製品として現在展開されている「アスレシューズライト」
「アスレシューズ」の後継製品として現在展開されている「アスレシューズライト」
山田「アスレシューズ」は980円という驚きの低価格ということもあり、発売当時大きな話題となりました。ワークマンがPBで低価格のシューズを販売できる要因は何でしょうか?
吉田やはり一番大きい要因は、大量発注です。たとえば、今の売れ筋製品である「防水シューズハイバウンスレイン」はまだ発売から約半年しか経っていませんが、すでに8万足を売り上げており、年間では15万足くらいになると思われます。
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