長年のワークウエアづくりで培われた高機能と、驚きの低価格で話題のワークマン。なかでも真冬の屋外での作業にも耐えうる防寒アウターは、ワークマンの真骨頂とも言えるアイテムである。 ワークマンの「イージスフュージョンダウンジャケット」は、5,800円とワークマンではトップクラスに高い価格でありながら、2020年秋冬の登場以来、ワークマンを代表する防寒アウターとして支持を集め続けている。今回は「イージスフュージョンダウンジャケット」の企画に携わる株式会社ワークマン製品開発第6部チーフバイヤー羽倉優太朗さんに、ワークマンの公式アンバサダーで、「イージスフュージョンダウンジャケット」 の共同開発者でもある山田耕史が、開発にまつわるエピソードを聞いた。 山田耕史(以下、山田)現在ワークマンでは、フィールドコア、ファインドアウト、そしてイージスの3つが、主力のオリジナルブランドとして展開されています。前回の記事で取り上げた「リペアテック洗えるフュージョンダウンフーディー」はフィールドコア、そして今回の「イージスフュージョンダウンジャケット」は、イージスの製品です。
そもそも、イージスというブランドはどういった経緯で始まったのですか?