スペックと価格は比例する。バッグに限らない世の常識だが、
UNIQLO(ユニクロ)のラインナップには数々の“例外”が存在する。
アウトドアブランドの本格モデルに劣らない機能性に、ビジネスシーンにも調和するシンプルなデザイン、そして5,000円を切る圧倒的なコストパフォーマンス。
株式会社ユニクロのPRチームとともに、ユニクロのバッグ史上、最高傑作のひとつに数えられる本作の実力を明らかにしよう。
2021年にデビューしたバックパックをデイリーユース仕様に
現行のファンクショナルバックパックは2024年の夏に発売された。「近年、毎日の通勤にアウトドア用のバックパックを使用しているビジネスパーソンが増えています。ただ、スペックやサイズ、そして価格がちょうどいいものがあまりないのが実情です。
通勤にもアウトドアにも使えて、かつコストパフォーマンスにも優れたバックパックを作りたい。そんな思いが開発のきっかけです」
開発のベースとなったのは、2021年に発売された「ファンクショナルバックパック +S」だ。
2021年発売の「ファンクショナルバックパック +S」 「スウェーデンのトップアスリートたちと作り上げた『+S』は、機能性やコストパフォーマンスにおいて高い評価をいただいていましたが、一部のお客様から、『デイリーユースするにはサイズが大きい』というお声もいただいていました。そこで改良を重ね、完成させたのが現行モデルです」