

Eisei-en Kyoto LLC代表。盆栽の専門家および講師。日本盆栽協会から盆栽技能保持者(プロ)の認定を受ける前に、大阪にある「藤川光華園」にて、師匠である藤川啓一氏のもとで6年間見習いとして修業を積んだ。修業に続き、同園にて3年間アーティスト・レジデンスを務め、日本で活動する初の外国出身の盆栽専門家となった。日本滞在中、ビョルンの作品は国風展、作風展、大観展など、数多くの主要な展覧会に出展された。
2017年、ビョルンは米国に戻り「永青園(Eisei-en Bonsai Garden)」を設立。2024年まで運営した後、再び日本へ拠点を移し、京都市に「Eisei-en Kyoto LLC」を設立。新しい園は、盆栽の苗床、ミュージアムスペース、そして国際的な盆栽学生のための教育施設として運営されている。
私が盆栽という芸術への旅を始めたのは13歳のとき、両親から誕生日プレゼントとして初めての樹をもらったのがきっかけでした。12歳のときに観た映画『ベスト・キッド』の劇中に登場していた盆栽の虜となり、両親にねだり、プレゼントしてもらいました。残念ながら、その樹はベッド脇のナイトスタンドに置いていたためか、すぐに枯れてしまいました。しかし、その後の高校時代を経てもなお、私にとって忘れられない存在となっていました。
数年後、16歳のときに2週間の文化交流プログラムに選ばれて日本へ行くことになり、その滞在中にホスト ファミリーが大阪にある地元の盆栽園にいくつか連れていってくれました。そのうちの一つが「藤川幸華園」でした。
当時の藤川さんは、米国から来たにもかかわらず、これほどまでに盆栽に興味を持っている私に関心を持ってくれ、訪問の終わり際、「将来、もし日本に戻ってきて弟子になりたいと思ったら、受け入れてもいいよ」と冗談を言いました。もちろん、当時はそれが冗談だと分かっていましたが、私はその言葉を胸に刻み、その後何年も彼の名刺を財布に入れて持ち歩き続けました。大学最終年、私は藤川さんに手紙を書き、7、8年前のあの申し出を受けたい意向を伝えました。何度かやり取りをした後、彼は「分かった、3ヶ月間の試用期間として来なさい」と言ってくれました。
