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美術館にモードが誘われるとき:ポンピドゥー・センターの特別展から見るアートとファッションの共鳴
絵画と服飾を見事に橋渡しした展示が今パリで行われている。ポンピドゥー・センター内、国立近現代美術館で行われている特別展「La traversée des apparences Quand la mode s’invite au Musée(見えるものの向こう側 美術館にモードが誘われるとき)」がそれだ。
同展は、20世紀および21世紀のファッションデザイナー17人の衣装を、同美術館の5階にある常設の近現代コレクションに合わせる形で展示。1905年から1970年代頃までの各画家と、服飾デザイナーの共鳴を楽しむ催しだ。
展示手法は、絵画に合わせた衣装を対で陳列するというもの。衣装が新たに増えただけで、展示室がまったく新しいものになっている一方で、以前からそこに陳列してあったかのような親和性も、加えられた衣装が見せてくれる。

キュレーターを務めたのは、イヴ・サンローランの伝記を書いたジャーナリストのローレンス・ベナイムだ。同氏によるキュレーションは、2022年に同所で開かれた「イヴ・サンローラン・オ・ミュゼ」以来である。
大家マティスには巨匠サンローランをあてる
入り口で迎えてくれるのが、ヴィクター&ロルフの1993年のコレクションだ。その立体感は、服ではあるが工作物のようにも見える。
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