サブカルチャーの聖地として知られる中野ブロードウェイ。
その中でも
中野ロープウェイは、地下アイドルを筆頭に、日々多くのインフルエンサーが訪れる場所として注目を集めている。夢眠ねむ、あのちゃん、大森靖子など、今やカリスマ的な地位を得て活躍しているアーティストたちも中野ロープウェイの常連だ。
なぜ、アイドルやインフルエンサーは中野ロープウェイに惹かれるのだろうか? 今回は、その謎を追究するべく、中野ロープウェイ店主の
イトウさんにお話を伺った。
実はサブカルチャーもアイドルもまったく意識していなかった
中野ロープウェイの店舗は、中野ブロードウェイの地下1Fにある。中野ブロードウェイを象徴するような上の階のエリアではなく、スーパーと隣接している地下1Fで、雑貨を中心にお店を展開している。
中野ブロードウェイの地下1Fで異彩を放ち、連日いろいろ人が訪れる中野ロープウェイ。一体、どのような経緯を経て、この地でお店を始めたのだろうか。
「中野ロープウェイを始める前は、東南アジアで古着を買って、フリーマーケットなどで販売していました。最初から雑貨屋をオープンしたい! といった思いは全くなく、主に自分の好きなTシャツなどを売っていましたね」