令和のギャルシーンの中で、ひときわ異彩を放っているのがお笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の信子さんだ。
鮮やかなツートンカラーと強さを感じるメイク、ミニマルながら存在感のあるコーディネートで、従来のギャル像とは一線を画している。笑いのステージでもSNSでも自分の美意識を崩さないそのスタイルは、“等身大の自分を大切にする”令和らしいギャルマインドそのものだ。
今回のインタビューでは、そんな彼女のファッションに対する思いや、その独自の美学の核心に迫っていく。
PROFILE|プロフィール

信子(のぶこ)
お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の青担当。鮮やかなブルー×シルバーのツートンヘアが特徴的。小学生時にジュニアオリンピック全国大会出場経験あり。
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ギャルに目覚めたのは小4! 雑誌『egg』がくれた衝撃
お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」の信子さんは、すがちゃん最高No.1さん、金子きょんちぃさんと共に「ギャル × チャラ男 × パリピ漫才」という独自のスタイルで知られている。
(左から)金子きょんちぃさん、すがちゃん最高No.1さん、信子さんコンビカラーはそれぞれ信号機からきており、信子さんは青担当だ。
強さのあるビジュアルと、話すと一気に距離が縮まるような明るさ。トレードマークである青とシルバーのヘアカラーをはじめ、インパクトあるスタイルでZ世代から高い支持を集める彼女だが、“ギャル”との出会いはいつ頃だったのだろうか。
「たぶん、小4くらいのときですね。初めて『egg』を見たんですよ。そのとき川端かなこちゃんが表紙で、“え、かっこよ! なにこの世界!?”って衝撃を受けて。自分の周りには絶対いない、“見たことないタイプの人が雑誌にいる!”みたいな感覚で、一気にギャルに憧れちゃって。