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身体/衣服と機能

今回のFashion Tech News特集企画では、装身具と身体との関係性について考えていきます。『メディア論』で有名なマーシャル・マクルーハンは、身体環境における様々なモノを身体を拡張する道具であると捉えました。衣服も皮膚の拡張であり、皮膚の機能を拡張するプラグイン。加えて、衣服だけでなく身に付けるモノすべては、身体の可能性を引き出すことを助けるものでもあります。先端テクノロジーと結びついたスマート衣料、義手や義足、スポーツウェアなど、様々な身に纏うものが飛躍的に進化している状況のなか、これもまたファッションで考えるべきテーマのひとつとして向き合う必要があるのではないでしょうか。本特集では、多様な身体をとりまくテクノロジーの事例を紹介しながら、広く身に着けるモノのなかでの衣服というものや、その身体性との関わりについて、ロボットや義足の研究者である株式会社Xiborg・遠藤謙氏と共に考えていきます。
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言葉とイメージ:ファッションをめぐるデータ

今回のFashion Tech News特集企画は、ファッションをめぐる言葉とデータについて考えていきます。ファッション誌におけるテクストは、『モードの体系』を著したロラン・バルトによって「書かれた衣服」と表現され、ファッションでは視覚的なイメージとともに言葉も重要な要素です。しかし今日、Instagramなどの画像を主とするSNSの台頭によって、雑誌が主流だった時代に比べてファッションをめぐる言葉とイメージの在り方も変化しているように思われます。さらには、昨今はデータサイエンスがファッションと掛け合わされることによって、個々人の嗜好の把握、流行の分析、需要の予測が試みられています。そこでは言葉もまた、ファッションを分析するための重要なデータとなります。今こそ改めて、ファッションをめぐる「言葉」の特性/「データ」の特徴とはどのようなものなのか、考えることが必要なのではないでしょうか?本特集ではファッションをめぐる「言葉」の性質、「データ」の性質、またそれらがファッションの解釈に与えてる/与え得る影響について、今年2月に『言葉と衣服』を刊行されたファッション研究者の蘆田裕史氏と共に考えていきます。
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生命の循環:装いの歴史と未来

FashionTechNewsでの最初の特集企画は、ファッションと生命という大きなテーマを軸に、「テクノロジー」という言葉から想起される先端性のみではなく、人間と人間以外のものが共創してきた装いの歴史的な営みに立ち返ります。ファッションの歴史は、テクノロジーの進化の歴史。糸を紡ぎ、布を織り上げ、それを針と糸で衣服の形にし、古くなったら繕うこともまた、テクノロジー(=技術)のひとつの形といえるでしょう。量産中心となった現代のファッションにおいては、テクノロジーは過剰生産や大量廃棄などの課題とも結びついています。先端テクノロジーもまた、伝統的な生命循環の枠組みから学び、持続可能な新たなテクノロジーの在り方を模索する段階にあるかもしれません。本特集では装いの歴史を再考しながら、ファッションをめぐるテクノロジーの歴史と先端を架橋し、その未来についてwrittenafterwards・山縣良和氏の創作と共に考えていきます。
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インタビュー特集:衣服/身体環境の現時点
作ること・纏うこと・届けること

テクノロジーの進化や地球環境の変化によって目まぐるしく変化する、私たちの衣服/身体環境。そんな今日におけるファッションの「作ること・纏うこと・届けること」とは、どういった状況にあるのでしょうか?FashionTechNewsリニューアル記念特集として、衣服や身体をとりまく技術的/社会的状況の変容について、また、そこから描きだされる未来像について、5名の方々へのインタビューから考えていきたいと思います。
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