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2024.05.16

海外セレブのラブコールが絶えない パリ発のアイウエアブランド「AHLEM」

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
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近年のファッションシーン、とりわけラグジュアリー業界においてアイウエアの需要が高まっている。ひと昔前までアイウエアは、あくまでファッションを彩るアクセサリーというイメージが強かったが、最近は老舗の工房と協業するブランドも出てくるなど、クオリティにもこだわったコレクションが展開されている。
 
そこで紹介したいのが「AHLEM(アーレム)」である。
 
2014年にアーレム・マナイ・プラットがスタートした、LAとパリを拠点に展開するアイウエア専業ブランドだ。熟練の職人の手作業によって生み出されるエレガントで上品なデザイン性と、使い心地抜群の機能性を兼備したアイウエアは、目の肥えたファッショニスタはもちろん、アイウエアを愛する多くの人たちを虜にしている。
 
今回はインタビュー取材を通じ、AHLEMについての思いを中心に、彼女のこれまでのキャリアや物作りへの思い、自身が描いている今後のビジョンに至るまで、幅広く語ってもらった。
PROFILE|プロフィール
アーレム・マナイ・プラット(Ahlem Manai Platt)
アーレム・マナイ・プラット(Ahlem Manai Platt)

AHLEMデザイナー
LAとパリを拠点に活動するフランス人デザイナー。「Acne Studios」や「MIU MIU」などでマーチャンダイズを経験後、アイウエアの世界へ。2014年に「AHLEM」を立ち上げる。アートを日々の生活の中に溶け込ませることを意図し、流行に左右されない、シンプルで快適なデザインを目指している。職人の手作業による丁寧な作りも魅力のひとつ。

アイウエア作りの原点は、パリとチュニジアでの体験

ブランドを手がけるに至った経緯をお教えください。
まず、子どもの頃の話をしなければなりません。私は幼少期にパリ7区で育ちました。オルセー美術館やエッフェル塔、アンヴァリッドなど、すばらしい歴史的建築物に囲まれて過ごしていたこともあり、美的感覚が自然と養われました。
 
またチュニジアでも過ごした時期があるのですが、同地での生活からも大きな影響を受けています。そこでは、家族のように親しく接してくれた多くの職人さんが身近にいて、最高の職人技を目の当たりにしてきました。このように、パリで触れてきたエレガンスとチュニジアで得た職人志向の融合が、私自身の中にAHLEMの理念を生み出したと考えています。
 
2014年にブランドを立ち上げたとき、これまでの思いを具現化するには、アイウエアが最適なアイテムであると感じました。そのためにまず、フランスのアイウエア工場に連絡を取りました。なぜならフランス製のプロダクトは品質が高く、特別なタッチがあるからです。AHLEMには、他では真似できないフランス職人ならではの繊細な技術が宿るのです。
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