近年、飛躍的に進化しているスポーツ・ヘルスケアウォッチ。従来は、主にランニングやトレイルランニングなどのアクティビティを楽しむ人が活用するアイテムだったが、健康志向の高まりとともに、日常的にヘルスウォッチを使う人が増えている。
心拍測定の精度の高さに定評のあるポラール
1977年にフィンランドで設立され、1982年に世界で初めて屋外トレーニング用心拍計モニター装置を開発したポラールは、スポーツ向けのウェラブルデバイスの先駆者として心拍計開発に取り組み、高い技術力と専門性で業界をリードしてきた。長く心拍計を作ってきたメーカーだからこそ、信頼性が高く、多くの研究機関やスポーツジムで、ポラールのウェアラブルデバイスが活用されている。「心拍計測の精度の高さが弊社の強みであり、多くのユーザーの方に信頼して頂いています。また自社に研究 施設があり、創業以来研究を続け、スポーツ科学の論文を数多く発表している点も信頼に繋がっているのだろうと思います」と、ポラール・エレクトロ・ジャパンの友枝峰子さんは言う。
スポーツ・ヘルスケアウォッチは、最大心拍数や最大酸素摂取量、睡眠の質など、トレーニングや健康に関する多くのデータを計測・分析してくれるが、その大部分は心拍のデータに基づいている。そもそも心拍数計測が正確でなければ、分析データはあてにならないということになってしまう。
ポラールのスポーツ・ヘルスケアウォッチには、独自の心拍計測テクノロジーであるPolar Precision Prime(ポラール プリシジョン プライム)センサーが搭載されている。
Polar Precision Primeセンサーは、血管の収縮を探知するLEDライトセンサー、手首の動きによる計測のズレを補正する3D加速度センサー、皮膚との接触状況を把握する検知センサーからなり、そこで取得したデータを独自のアルゴリズムによって分析し、高精度な心拍計測を実現している。
睡眠の質を高めれば今よりも活動的になれる
最新モデルとなる「ポラール イグナイト3」は35gという軽量性と、トレーニングモードで最大30時間という長時間バッテリーを両立しながら、SleepWise(スリープワイズ)という新機能を搭載。従来モデル以上に健康管理をサポートしてくれる心強いスポーツ・ヘルスケアウォッチとなっている。「有機EL ディスプレイの採用でより視認性が高くなり、画面が鮮やかになりました。また2つの周波数を使用する高精度のデュアルバンドGPSを搭載したので、さらに位置情報が正確になったのでランナーの方にもおすすめしたいモデルです」