“ロサンゼルス”と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろうか。
青い空、ビーチ、ヤシの木、映画産業を中心としたエンターテイメント、最近ではMLBのエンジェルスで活躍する大谷翔平選手など、多数のスポーツ選手が活躍していることも想像するかもしれない。
実は、ロサンゼルスが所在するカリフォルニア州南部は、在留邦人数(外国に住む日本人)が世界最大で、北米最大の日本企業の進出地である。
また、ダウンタウンには戦前日本人が移住しはじまったといわれる、100年以上歴史のあるリトルトーキョーがある。日本にルーツを持つ日系米国人が世界で最大数であることからも、日本とのゆかりが深く、日本人にとって非常に住みやすい土地ともいえるだろう。
そのため、日本のカルチャーも浸透しており、特にアニメや漫画、ゲーム等のポップカルチャーは近年非常に人気である。
アメリカ全土で人気 日本のポップカルチャー
毎年7月の1週目に開催される、日本のアニメや漫画を中心に紹介するSPJA(Society for the Promotion of Japanese Animation-日本アニメーション振興会)が主催するアニメエキスポは、4日間で約32万人を動員する米国最大級のアニメの祭典であり、アメリカ全土だけではな く世界中からこの日のためにアニメファンが集結する。