1977年 高校卒業後、 京都の老舗「土谷瑞光窯」へ入社。焼き物全般の知識・技術を習得。その後、京都市工業試験場に研修生として入所し、焼き物において重要な釉薬の研修に従事。1984年 光春窯を開窯。
両親が窯元をやっていたのですが、幼少の頃に時代の流れで廃業になり、しばらく生地業を営んでいたのです。波佐見町は私が生まれ育った場所ですし、家業でもあったことから、必然的に携わるようになりましたね。
私は佐賀県の有田工業高校の窯業科を卒業後、京都の老舗「土谷瑞光窯」で働きながら、窯や焼き物の勉強を約6年しました。また京都には工業試験場の研修制度があったので、それを活用して2年ほど釉薬を専門に勉強してきました。
その後、波佐見町に帰ってきて個人で仕事をスタートしました。両親が使っていた窯元なので古かったのですが、きちんと使える状態だったのでそのまま活用することにしました。1984年に創業し、窯元を立ち上げてから約40年経過しました。