2009年にブランドが創業した年である“1906”を冠したランニングシューズである「1906」。その後登場した「2002」と同じソールを搭載し、現在もY2Kを象徴するシューズとして人気を博している。今回「ジュンヤ ワタナベ マン」とのコラボモデルも話題となったローファータイプの「1906L」が、9月19日(木)に登場するという情報をキャッチした。
そんな「1906L」がどのようにして生まれたのか、ニューバランスがどんな位置づけをしているのかを、スニーカーシーンのキーマンである
ミタスニーカーズのクリエイティブディレクター国井栄之さんに伺った。
ファッションウィークでのコラボモデルで日の目を浴びる
パリのファッションウィークで行われた「ジュンヤ ワタナベ マン」2024年秋冬コレクションのランウェイにて、「ジュンヤ ワタナベ マン」のレイヤードを利かせたクラシックスーツとともに登場した「ニューバランス」の「1906L」。そのコラボモデルは即完売し、大きな注目を集めた。そんな「1906L」がついにインラインでも登場するとのこと。その情報に関して国井さんはこう答えてくれた。「最初の登場はご存じのとおり、『ジュンヤ ワタナベ マン』のランウェイで華々しく登場しました。この『1906L』は、ランウェイ専用で作られたものではなく、もともとスタンバイしていたインラインのモデルに対してのコラボレーションだったようです」