我々の身の回りにある、あらゆるプロダクトは日々進化を競っている。代表的なアイテムがバッグだ。超軽量の防水素材が使われたり、デジタルガジェットを収めるための多くのポケットが設けられたりしてきたが、なかには変わらないバッグだってある。
たとえば、
アウトドアプロダクツの定番「
452U」。世界中で愛されるアメリカ生まれのデイパックは、1970年代に誕生して以来、デザインや素材、製法といった基本設計がほとんど変化していない。なぜ変わらないのか? その理由を探るべく、伊藤忠商事株式会社でアウトドアプロダクツを担当する板坂未夢さんに話を伺った。
PROFILE|プロフィール
板坂 未夢(いたさか みゆ)
ブランドマーケティング第二部 ブランドマーケティング第四課
2013年に伊藤忠商事株式会社入社し、百貨店からカジュアル、スポーツ、化粧品など、さまざまなブランドを担当。