埼玉県秩父市出身。文化服装学院卒業後、ランジェリーブランドの企画を経て、フランスのランジェリー、レースに憧れ1997年に渡仏。アンティーク品、ヴィンテージ生地のバイヤーとしてヨーロッパ各地をまわる。その経験を生かし、レースとカーテンやテーブルクロスを合わせたインナーブランド maria-reina paris を2000年に立ち上げる。その後20~60年代のオートクチュールや映画、文化に魅了され、アウターラインとレースのマリアージュをベースに Reina I. paris を2009年に発表する。17年過ごしたフランスから2014年に本帰国。
本帰国とともに休止していたブランドは、いろいろな思いから再開はしないと考えていたが、秩父の自然、人、伝統的絹織物の豊かさに触れ、2019年に再びファッションブランドをゼロからスタートさせる。コロナ禍で造った小さなメディカルハーブガーデンの横に、山の見えるアトリエを2021年4月に構える。
地球の変化とともにファッションのあり方も変わっていかなければならない現代、ここを拠点に大切なことを人と共有していきたいという思いで活動中。
高校卒業後、文化服装学院に進学し、卒業後は都内のランジェリー会社に就職しました。そこでランジェリーに魅了され、レースやランジェリーの本場で勉強したいと思い渡仏しました。
パリでは、夢だったランジェリーブランドを立ち上げ、アンティークのレースやカーテンなど、蚤の市の古く美しいものをアップサイクルして作った作品からスタートしました。
そうした活動の中で、本場の本物のレースを扱いたいと思うようになり、パリのレース会社であるフランスの老舗レースメーカー 「Sophie Hallette(ソフィ アレット)」でシーズン落ちのレースを購入させてもらい使えるようになりました。感激と刺激を受けながら制作していました。
その後パリのさまざまな文化に魅了、刺激され、ランジェリーに加え洋服も展開するようになりました。