日本独自の伝統文化、畳。かつての日本家屋には欠かせない存在だった。しかし近年では手入れのしやすいフローリングが普及し、畳の生産量も減少しつつある。そんななか、「畳は四角」という既成概念を覆す新しいデザイン畳を制作する
山田一畳店。
建築士事務所での経験を生かしてデザインからプロモーションまで総合的に展開。領域の異なる専門家との展覧会企画を主催するなど多岐にわたり精力的に活動し、1300年間続く歴史の中でその形を変えなかった畳の新たな可能性に挑戦している。その現地工房を取材し、同社5代目を継ぐ山田 憲司さんに話を伺った。